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テラミスティカ(Terra Mystica)

敵を知り己を知れば百戦危うからず ファンタジーの種族たちが、土地を開拓し、建物を建てて、勢力を競うボードゲーム。エッセン・シュピール初出展のフォイヤーラントシュピーレが昨年発売して、フェアプレイ誌のスカウトアクション2位、ザウアーラントゲーム会アンケート1位と、高い評価を集めている。国内ではテンデイ…

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東海道(Tokaido)

芸者と老人と役人の珍道中 京都から江戸に向かって旅をしながら、料理や景色を楽しむフランスのゲーム。作者は『世界の七不思議』『タケノコ』『花火』のA.ボザ。柔道をやっていたり、来日経験があったりと、親日国家フランスの中でも特に親日家である。このゲームでも日本の人物、料理、土産がふんだんに出てきて、いか…

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トイレ(Lokus)

立ちション、野グソ、絶対ダメ 富士山のトイレは現在、全て環境対応型になっている。かつてはタンクに溜まった排泄物を山腹に捨てていたが、登山者が年間30万人にのぼると、ちり紙などの散乱、沢水の汚染、高山植物への悪影響などの環境破壊が懸念され始めた。そこで静岡県は10年ほど前からバイオ式、水循環式、燃焼式…

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トリガー(Trigger)

焦ると分からなくなるイエスノー 先日の日経新聞で子供のいる家庭向けオススメプレゼントで1位になった『ドブル』。あの丸い缶は、フランス人がアメリカで設立したブルーオレンジゲームズ(サンフランシスコ)の共通フォーマットである。同じサイズの缶でライトな作品をすでに10タイトル以上リリースしている。同じ缶入…

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タイムライン(Timeline)

古いようで新しく、新しいようで古く 歴史的な事件の数々を、年号を推定して正しく並べるゲーム。9月に日本語版が発売された。英語版と比べ、カードの内容がよく分からなくて協議することがなくなり、格段に遊びやすい。箱が大きめなのは収納面で難があるが、その分、一般玩具や書籍売り場で人目につくように置かれてほし…

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デブペンギン(Der Fette Pinguin)

お母さんと遊ばないこと きわどい質問に、ほかのプレイヤーがどちらで答えるか当てるコミュニケーションゲーム。箱絵のかわいさと裏腹に、対象年齢18歳以上で、箱には「注意!お母さんと遊ばないこと」と書いてある。 手番にはサイコロを振って、出たマークの質問を読み上げる。カードは1枚1枚テーマがあり、マークは…

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トウキョウ・トレイン(Tokyo Train)

日本語カタコトの車掌 都内の電車は非常に混むものである。私が学生時代の乗っていた地下鉄千代田線の町屋・西日暮里はすごいと思っていたが、それでも乗車率180%くらいだったらしい。最新の乗車率ランキングは以下の通り。インドの電車で、人の上に人が乗るように詰められるのに乗ったことがあるが、それでも250%…

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どろんこパーティー(Matschig)

跳ね返りに注意! 日本でも全国各地で「どろんこ祭り」が行われている。水田で田植えの前に行われ、元は豊作を願う神事だったようだが、今はイベント化され、どろんこサッカーなどが行われている。最初はちょっとの汚れでも嫌がっていたのが、転んで泥だらけになったのをきっかけに、最後の方になるとやけくそになるところ…

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ディクシット:ジンクス(Dixit Jinx)

ガチプレイも可 先日行われたディクシット日本選手権は、決勝が4ゲーム、100分という死闘だったと報告されている。『ディクシット』はゆるく遊ぶものだと思っている人は意外かもしれない。コミュニケーションゲームは、ゲームの展開をプレイヤーに大きく依存しているので、ガチプレイヤーがやればガチゲームになるのだ…

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ターギ(Targi)

ワーカープレイスメント・ダイナミック サハラ砂漠の民トゥアレグ族の男はターギと呼ばれる。青いターバンと顔まで覆う民族衣装を身にまとい、ニジェール、マリ、リビアなどで反政府を掲げて武装闘争を繰り広げている。 その勇敢な姿から名前をもらって、フォルクスワーゲン社は「トゥアレグ」という4WDのSUV車を2…