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チケットトゥライド・メルクリン(Ticket to Ride: Märklin)

乗客はお早めに 鉄道チケットを集めて都市から都市を鉄道でつなぐボードゲームの第3弾。アメリカ、ヨーロッパに続いて発売されたドイツのマップで、鉄道模型のメルクリン社とタイアップし、カード全てに1枚1枚異なる鉄道模型のイラストが入っている。ボックスアートも蒸気機関車模型の写真で、ミニチュアの鉄道員も写っ…

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ダイヤかチョウか(Diamond or Butterfly)

この封筒を取ってよいものか チョウが仕掛けられた封筒を取らないようにして、できるだけ多くの種類のダイヤを集める心理戦ゲーム。裏の裏をかくか、裏の裏の裏をかくか……の無限ループ。北海道下川町の同人サークルが、『モモンガ・ジャンプ』に続く2作目としてゲームマーケット2014秋に発…

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高松(Takamatsu)

お城で謀議中 徳川家康に気に入られるため、お城の中をぐるぐる回るドイツのボードゲーム。タイトルは、関ヶ原の戦いの後に高松藩が酒席での賭けにより与えられたという伝説に基づく(真偽不明)。ちなみに、高松藩を当初治めたのは生駒氏だったが、お家騒動で秋田・矢島に飛ばされたため、代わって茨城・下館より来た水戸…

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ダイス・ブルーイング(Dice Brewing)

美味しいビールを作ろう 世界中のビールを、ダイスの組み合わせで作っていくダイスゲーム。シュピール出展は2年目となるポーランドの出版社「ボード&ダイス」が発売した。ダイスの目を操作するアクションを駆使するべく、振った後に考えることの多いゲームである。 ゲームに登場する4色のダイス、黄色はライトモルツ、…

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トイレ大戦争(Toilet Wars)

お漏らし出直し 便意を我慢しながら会社へ向かう通勤サラリーマンたちの人間の尊厳をかけた戦い。もらしてしまったら自宅に戻ってお着替えだが、ちょっと足が早くなるぞ。 ゲームマーケット2014春で初出展のPURPURINが発表した作品で、新作評価アンケートでは規定票数に届かなかったものの高い評価を得た。ス…

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ツキサスホールデム(Tsukisas Hold’em)

弁慶の立ち往生 1枚だけの手札で強弱を競う国産同人のギャンブルゲーム。勝てれば粘土でできた人形に槍を刺すことができるが、勝つか負けるかは運と、度胸次第だ。 まずは粘土をこねこねして人形を作る。出来栄えを投票して、優秀作品を作ると槍を1本少なくスタートできる(ビューティーコンテストルール)。この人形が…

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炭鉱讃歌(Glück auf)

掘って、運んで、売る 15万人が訪れるボードゲーム・メッセ「シュピール」の会場となっているドイツ・エッセン。ルール工業地帯を支えたツォルフェアアイン炭鉱は2001年、世界遺産に登録された。この炭鉱を舞台にしたボードゲームで、20世紀初頭にこの炭鉱から石炭を採掘し、注文通りに配達して得点を稼ぐ。原題「…

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ドッカーン! (Ka-Boom)

くじけちゃダメ! みんながカタパルトで飛ばすサイコロにくじけないで、積み木を積み上げるアクションゲーム。普通じゃないゲームを作り続けるフランス人デザイナー、ロベルト・フラガの作品で、すごろくやゲーム大賞では『アンドールの伝説』『ゴビット』とともに最終候補まで残っている。 1人が積み木を積む人、残りは…

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ティンダハン(Tindahan)

陣取りは冷静に フィリピンのフルーツ屋台で店主となって、フルーツと屋台を取り合うカードゲーム。2009年にバンブス・シュピーレ(ドイツ)で発売された『フィリピン・フルーツ・マーケット(Filipino Fruit Market)』が、ママダユースケ氏のイラストでリメイクされた。パイナップルやバナナな…

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海の通路(Tsuro of the Seas)

大怪獣に救われる ボードから落ちないようにタイルを並べてルートを確保する生き残りゲーム『通路』(2004年)の第二弾。今回は盤面を荒らしまわる「大怪獣(Daikaiju)」が現れる。 盤面は7マス×7マスで『通路』から一回り大きくなった。ここに最初から大怪獣が何頭かいる。各自、自分の船をボードの端に…