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レイダーズ・オブ・ザ・ノースシー:北海の略奪者(Raiders of the North Sea)

静かなる侵攻 バイキングが装備を整え、難攻不落の砦を目指し襲撃するボードゲーム。ニュージーランドのデザイナーが個人出版で発表し、2017年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞で『テラフォーミング・マーズ』『脱出:ザ・ゲーム』と共にノミネートされた。変型ワーカープレイスメント、リソースマネージメントに、…

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りゅうほうのおしごと(Ryuho’s Work)

言い淀んでも怪しい りゅうほうの弟子になって守護霊を呼び出すゲーム。『キムの名は。』『オーデンの触祭』などネタと内容を両立させた作品を発表し続けている北条投了先生の作品で、ゲームマーケット2017秋に芸無工房から頒布された。正体隠匿系で、ヒントをもとに1人をあぶり出す。 各プレイヤーに1冊ずつ「○○…

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ランスロット(Lanzeloth)

目指せ黄金の装備 兜、鎧、盾、武器、足―5つの装備を整えて強さを競うカードゲーム。しかし自分の装備はおろか、ほかの人の装備も裏になっていて分からない。こっそり見たり、見て交換したものを覚えておいたりして、強い装備を目指そう。エッセン・シュピール’17会場内で気になったので購入してきた一品…

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リバーボート(Riverboat)

大農場の夢は儚く 19世紀初頭のアメリカ・ミシシッピ川沿岸でいろいろな野菜を育成・販売するボードゲーム。今年のエッセン・シュピールの新作で、作者はM.キースリング。『アズール』『ヘブン&エール』『リワールド』にこの作品と、一挙に4タイトルが発表されている。イラストはルックアウト社ではおなじみのK.フ…

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ロイヤルグッズ(Royal Goods)

資源を加工して、さらにまた加工して建物を作り、資源を加工し、それを売ってより高い建物を作っていく拡大再生産系のカードゲーム。『ポートロイヤル』のA.プフィスターの作品で、1枚のカードが建物にも、資源にも、加工品にもなる一枚三役の作品だ。はじめ各プレイヤーがもっているのは、炭鉱1つと石炭7つに、労働者…

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リスボン、世界への扉(Lisboa)

資源がひとつ足りなくて 15世紀のポルトガル・リスボンを舞台に商人となってアフリカから産物を持ち帰り、レアルを集めるボードゲーム。輸入ゲームの日本語版のようなパッケージだが、国産ゲームである。ゲームマーケット2015秋でColon Arcから発売された。作者は「おっさんゲーム」(パッケージにおっさん…

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リフトイット!(Lift It!)

クレーンを頭から下げて、指示通りにパーツを組み立てるアクションゲーム。オリジナルは2012年に『ビルドイット』というタイトルで北欧で発売された作品であるが、2014年にゲームファクトリー社(スイス)が多言語版をシュピールで発表し、注目を集めた(写真はシュピールでのデモ風景)。見ただけで何をやるか分か…

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ライツ(Rights)

取るべきか取らざるべきか カードをほかの人より多く集めることを目指すゲーム。オインクゲームズが『海底探険』に続いてゲームマーケットで発表した作品である。タイトルは「著作権」からで、ほかの人より多く集めた人が権利を取り、同じカードを集めているほかの人から収入を得られる。 自分の番には山札から1枚引き、…

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ルーニークエスト(Loony Quest)

ラスボスも線を引いて倒す TVゲームのステージのように仕立てたボードに、障害物にぶつからないように感覚と勘でうまく線を引いていくフランスのゲーム。『ディクシット』の出版社で制作され、日本語を含む多言語版が発売されており、18日に発表されたドイツ年間ゲーム大賞で推薦リストに入っている。お絵描きの才能も…

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ロストレジェンド(Lost Legends)

不得意なモンスターはお願いする パーティを組んでモンスターを倒し、手柄を競うゲーム。倒せば経験値もポイントも入るが、強敵への無謀な挑戦は禁物。ほかのプレイヤーに押し付けてしまおう。 毎ラウンド、最初に対決するモンスターが配られるので、その強さを見て装備を行う。装備は、配られたカードから1枚ずつ選んで…