Posted in さ行 シュピール11

サンティアーゴ・デ・クーバ(Santiago de Cuba)

一足お先に積み込んで 「聖ヤコブ」から名前を取ったサンティアーゴは、チリの首都のみならず、中南米、ヨーロッパ、アフリカの各地にある。このゲームではそのうち、キューバ南東の都市が舞台。『キューバ(及び拡張エル・プレジデンテ)』『ハバナ』に続くエッガートシュピーレ社のキューバシリーズ第3弾となる。作者は…

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オウガ・ボウガ(Ouga Bouga)

原始のコミュニケーション 原始人の言葉で単語を増やしていく記憶ゲーム。小さい缶で異色のパーティーゲームを発表しているカクテルゲームズ(フランス)の、今年の新作である。カクテルゲームズはエッセン国際ゲーム祭に出展せず、影の方にひっそりと商談専用の部屋を設けていた。昨年出展してみて、客層とゲームとの隔た…

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ゲームマーケット2011秋:新作輸入ゲーム

今年初めてとなる秋のゲームマーケット(東京・浅草)いよいよ明日と迫った。前日に新作輸入ゲームをまとめてみた。 エッセン国際ゲーム祭「シュピール」からわずか1ヶ月となるこの時期、新作ゲームを間に合わせるのは至難の業。しかし日本の輸入代理店・ボードゲーム専門店は長年のノウハウと熱意でいくつかを間に合わせ…

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リサイクル(Lixo?)

ごみ処理法の理想 競りでごみをリサイクルするカードゲーム。『ヴィンテージ』をリリースしたポルトガルのメサ・ボードゲームズから発売された。タイトルはポルトガル語で「ごみ」の意味。 毎ラウンド、コンテナカードが1枚めくられる。コンテナはプラスチック+金属(黄色)、古紙(青)、ガラス(緑)、電池(赤)、燃…

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ゲリー・ゴーダ(Gary Gouda)

通れない…! エッセン国際ゲーム祭において、キッズゲームメーカーの大手ハバ社では毎年、巨大ゲームをもちこみ、子供たちに遊ばせている。今年の巨大ゲームとなったのがこの作品。ハバ社のイチオシというわけである。 ボードを使って16分割された部屋。ここに落ちているチーズを拾ってゴールを目指す。ダ…

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アリエナイマシーン(The Impossible Machine)

ピタゴラスイッチ♪ ドミノ、ピンボール、ネズミ、カタパルト、歯車……ピタゴラスイッチのような機械をみんなで組み立てるアメリカのカードゲーム。イラストを見ているだけで楽しい。 各自に配られるカードには両脇に動力上、動力右、回転、電源などのアイコンが、イラストにあわせて書かれており、前に置かれているカー…

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アルバ・ロンガ(Alba Longa)

戦いか国づくりか 時は紀元前600年。ローマなど5つの行政区を受け持ち、人口を増やしてモニュメントを作るゲーム。カナダ人のデザイナーが、フランスのボードゲームデザイナーコンクールで優勝した作品を、オランダのメーカーが製品化した。 各自マイボードをもっており、はじめは労働者が8名いる。これを2倍に増や…

Posted in か行 シュピール11

荒野の1ドルペンギン(A Fistful of Penguins)

損得計算はシビア 動物サイコロを振ってお金を稼ぐゲーム。『ラストコール』など、コンポーネントの美しいワッツァルポーグ(アメリカ)が2011年のエッセン国際ゲーム祭で発売した。ブースでは製造が間に合わず144個しか発売されなかったため、初日で完売してしまった。 このゲームも、動物の目が描かれたダイスと…

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アグリコラヴァ(Agricolava)

エッセン国際ゲーム祭では、ルックアウトゲームズが「アグリコラヴァ」というビールを販促品としてもってきていた。ドイツゲーム賞の受賞記念に作った「アグリコーラ」第2弾である。 ラヴァ(溶岩)ビールはオーストリア産(http://www.lavabraeu.at/)。2002年から少量限定で生産されている…

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シディ・ババ(Sidi Baba)

アナログな3Dダンジョン 盗賊の洞窟に忍び込んで、親玉のしかけたトラップをかわし宝を持ち帰る協力ゲーム。1人が盗賊の親玉となり、残り全員と対決する。 プレイヤーの側から今見えている光景を、盗賊の親玉はみんなの前に置く。洞窟はウィザードリィのような3Dダンジョンになっており、進んだり方向を変えたりする…