Posted in あ行 国産

宴~Utage~(Utage)

殿、見事な腕前で! 家臣たちがお殿様の機嫌を取りながら勝敗を競うダイスゲーム。今年のゲームマーケット大阪で発表された同人作品である。制作のトロヴィ工房は4月のゲームマーケット東京に出展しなかったが、大阪のボードゲーム専門店キウイゲームズで販売されていたのを入手した。レディボーデン(大)のようなケース…

Posted in あ行 国産

終わった世界と紺碧の記憶(Old World and Code of Nines)

大どんでん返しは手元に 廃墟の世界に目覚めた人造人間たちが、バラバラになった使命について情報を集め、人類の思いに応えるボードゲーム。『惨劇RoopeR』で一世を風靡したBakaFire氏が2012年のゲームマーケットで販売し瞬殺。翌年に再版がかかったものの、再び絶版となっている。頭文字をつなげるとネ…

Posted in わ行 国産

ワンナイト人狼(One Night Werewolf)

一夜だけの疑心暗鬼 人狼ブームとはいえ、人を集めてゲームマスターをたてるというのは容易ではない。また、「ゲーム中にどんな会話をしたらよいか分からない」という声も聞かれ、敷居は高いようである。人数が増えると時間がかかるという難点もある。 こういった人狼の弱点をカバーした人狼系の作品が次々と発売されてい…

Posted in あ行 国産

アキンド(Akindo)

儲けさせてこそ儲かる構造 商品を入札で仕入れてお金を稼ぐゲーム。世界水準のボードゲーム制作に挑み、和製デッキ構築ゲーム『カンパニー』を制作したプロダクトアーツの第二弾である。箱を開けると「ようこそ」と書かれたルールブックが話題となったが、今度は「義理人情」。ゲームが始まる前から盛り上がる。穴の空いた…

Posted in た行 国産

ドンブリコ!(Donburiko!)

これはチャンスかワナか 山から転がってきたどんぐりたちを山に帰してあげるカードゲーム。ゲームマーケット2013春で発表された同人作品で、当サイトの新作評価アンケートでは4位になった。カードを裏返しに置いてどんぐりの山を仕込む中で、どのタイミングで帰すか、裏のかきあいが楽しい。 手番には手札を1枚場に…

Posted in ら行 国産

ロストレガシー(Lost Legacy)

遺産は奴の手にあった・・・はず カードをプレイして効果を使い、「失われた遺産」を探索するゲーム。日本ボードゲーム大賞を授賞した『ラブレター』の後継作として、ゲームマーケット2013春で発売された。今回のゲームマーケットで一番長い列ができたのは、このゲームを発売したワンドローと、制作したカナイ製作所だ…

Posted in 国産

ヴァーサス(Versus)

ニセエスパーは誰だ 2人が回す振り子を見て、どちらがエスパーで、どちらが偽者かを当てるゲーム。試験管を使ったゲーム『テストチューブ』を制作したキャラメルゲームズの、ゲームマーケット2013春の新作である。 ゲームのテーマは、ダウジングである。占いというか超能力というかは人それぞれのようだが、質問を聞…

Posted in か行 国産

小早川(Kobayakawa)

おのれ小早川め~! 先月のゲームマーケットで発表された国産ゲームの中で、一番話題になっている作品といってよいだろう。どんなゲームでも賛否両論が分かれるものだが、これだけ毀誉褒貶が激しいのも珍しい。人を選ぶゲームということなのだろうか。そのあたりをプレイして確かめてみたかった。 その内容は、金属製のコ…

Posted in さ行 国産

集団面接(Group Interview)

同じことをしているのに点数が違う 秘密の条件を推理して、面接官に気に入られることを目指す多人数ゲーム。今春のゲームマーケットの新作で、会場のデモプレイでも大いに盛り上がっていた。封筒にファイルケース入ったコンポーネントも目を引く。 面接官は、カードを6枚引いて、ファイルケースの中の+5~-5点に自由…

Posted in は行 国産

貧乏陶芸家(Poor Potter)

3グラムで1点 陶芸家たちが粘土を使って陶芸の企画を競り合う同人ゲーム。昨年秋のゲームマーケットとで発表された作品で、今年のゲームマーケット大阪でも発売されている。油粘土と電子はかり付き(ボタン電池LR-2032は別売)。 順番に手札から1枚競りにかける。ほかの人は自分の粘土をちぎって出し、重さを測…