カテゴリー: 国産
アキンド(Akindo)
儲けさせてこそ儲かる構造 商品を入札で仕入れてお金を稼ぐゲーム。世界水準のボードゲーム制作に挑み、和製デッキ構築ゲーム『カンパニー』を制作したプロダクトアーツの第二弾である。箱を開けると「ようこそ」と書かれたルールブックが話題となったが、今度は「義理人情」。ゲームが始まる前から盛り上がる。穴の空いた…
ドンブリコ!(Donburiko!)
これはチャンスかワナか 山から転がってきたどんぐりたちを山に帰してあげるカードゲーム。ゲームマーケット2013春で発表された同人作品で、当サイトの新作評価アンケートでは4位になった。カードを裏返しに置いてどんぐりの山を仕込む中で、どのタイミングで帰すか、裏のかきあいが楽しい。 手番には手札を1枚場に…
ロストレガシー(Lost Legacy)
遺産は奴の手にあった・・・はず カードをプレイして効果を使い、「失われた遺産」を探索するゲーム。日本ボードゲーム大賞を授賞した『ラブレター』の後継作として、ゲームマーケット2013春で発売された。今回のゲームマーケットで一番長い列ができたのは、このゲームを発売したワンドローと、制作したカナイ製作所だ…
ヴァーサス(Versus)
ニセエスパーは誰だ 2人が回す振り子を見て、どちらがエスパーで、どちらが偽者かを当てるゲーム。試験管を使ったゲーム『テストチューブ』を制作したキャラメルゲームズの、ゲームマーケット2013春の新作である。 ゲームのテーマは、ダウジングである。占いというか超能力というかは人それぞれのようだが、質問を聞…
小早川(Kobayakawa)
おのれ小早川め~! 先月のゲームマーケットで発表された国産ゲームの中で、一番話題になっている作品といってよいだろう。どんなゲームでも賛否両論が分かれるものだが、これだけ毀誉褒貶が激しいのも珍しい。人を選ぶゲームということなのだろうか。そのあたりをプレイして確かめてみたかった。 その内容は、金属製のコ…
集団面接(Group Interview)
同じことをしているのに点数が違う 秘密の条件を推理して、面接官に気に入られることを目指す多人数ゲーム。今春のゲームマーケットの新作で、会場のデモプレイでも大いに盛り上がっていた。封筒にファイルケース入ったコンポーネントも目を引く。 面接官は、カードを6枚引いて、ファイルケースの中の+5~-5点に自由…
貧乏陶芸家(Poor Potter)
3グラムで1点 陶芸家たちが粘土を使って陶芸の企画を競り合う同人ゲーム。昨年秋のゲームマーケットとで発表された作品で、今年のゲームマーケット大阪でも発売されている。油粘土と電子はかり付き(ボタン電池LR-2032は別売)。 順番に手札から1枚競りにかける。ほかの人は自分の粘土をちぎって出し、重さを測…
ラブレター(Love Letter)
お姫様持ってたら負けた 封筒に入った16枚のカードと4枚のチップ。500円で販売された国産カードゲームが、2012年の日本ボードゲーム大賞に選ばれた。昨年の春のゲームマーケットで発表され、秋にはアメリカのAEG社が英語版を発売。複雑化する新作の中で、これだけシンプルなゲームに人気が集まるのはすごいこ…
フィルムフィクサー(Film Fixer)
あえて予想をはずしに行く 日本ボードゲーム大賞を受賞した人気コミュニケーションゲーム『キャット&チョコレート』の作者・秋口ぎぐる氏が3年ぶりに発表した新作カードゲーム。心理戦に加え、資金を得点に変換するドミニオン的な仕組みが取り入れられていて新しい。 プレイヤーは映画のプロデューサーとして、話題作を…
ピラミッド・ピラミッド(Pyramid Pyramid)
ギャンブルの石材運び 次期ファラオを狙う神官たちが、石切り場から石材をずりずりと運んでピラミッドを建設する国産ボードゲーム。TRPG系のゲーム賞「ゲーム・フィールド大賞」のカード&ボードゲーム部門に入選している。石材がピラミッドに乗るも八卦、乗らぬも八卦という、ギャンブルゲームである。 手番には石材…