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こびとのくつや(Der Schuhmacher)

ただでは働いてくれない グリム童話をテーマにしたカードゲーム。足りない材料はこびとたちが分けてくれる。でも、ちゃんとお礼をして森に帰さないと、できあがった靴をもっていかれてしまう。『枯山水』で第1回東京ドイツゲーム賞を受賞した山田空太氏の、『ポストマンレース』に続くゲームマーケット第2弾。 テーブル…

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オトーリバース(Otoreverse)

そっちのバースト(笑) オトーリ(御通り)とは、「親」が口上を述べた後、杯に酒を注いでとなりの人に渡し、飲み干したら杯を親に返す、というのを繰り返して全員が酒を飲むという宮古の風習である。これをカードゲームにしたものが『オトーリバース』だ。ゲームマーケット2013秋でアルハラシステムズ(沖縄)から発…

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ゴーストハンター13 タイルゲーム(Ghost Hunter 13: The Tile Game)

ザコキャラで瀕死 タイルをつないで幽霊屋敷を探索し、シナリオで指示されたミッションを達成する協力ゲーム。タイルがめくられるたびに不穏な出来事がプレイヤーに襲いかかる。でも進むしかない! はじめに各自、自分のキャラクターを選ぶ。キャラクターは科学者、探偵、霊能者、記者など8種類で、ちょっとずつ能力が異…

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こっくり人狼(Table-turning Werwolf)

見えない力の影に人狼 小学校の頃に教室でやった「こっくりさん」。机の上に「はい、いいえ、鳥居、男、女、五十音表」を記入した紙を置き、その紙の上に10円硬貨を置いて参加者全員の人差し指を添える。質問をすると、硬貨が少しずつ動いて答えを出すというものである。「来年死ぬのは誰ですか」なんて残酷な質問をして…

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手本引き(Tehonbiki)

賭博の終着駅とか 夏のボードゲーム合宿で、『手本引き』という伝統博打ゲームをプレイした。ボードゲーム界隈で話題になっていたのでどんなゲームかは知っていたが、知っているのとやってみるのとでは大違い。高度な心理戦にシビレまくる。 どんなゲームかというと、1~6の札から親(胴元)が選んだものを当てるという…

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宴~Utage~(Utage)

殿、見事な腕前で! 家臣たちがお殿様の機嫌を取りながら勝敗を競うダイスゲーム。今年のゲームマーケット大阪で発表された同人作品である。制作のトロヴィ工房は4月のゲームマーケット東京に出展しなかったが、大阪のボードゲーム専門店キウイゲームズで販売されていたのを入手した。レディボーデン(大)のようなケース…

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終わった世界と紺碧の記憶(Old World and Code of Nines)

大どんでん返しは手元に 廃墟の世界に目覚めた人造人間たちが、バラバラになった使命について情報を集め、人類の思いに応えるボードゲーム。『惨劇RoopeR』で一世を風靡したBakaFire氏が2012年のゲームマーケットで販売し瞬殺。翌年に再版がかかったものの、再び絶版となっている。頭文字をつなげるとネ…

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ワンナイト人狼(One Night Werewolf)

一夜だけの疑心暗鬼 人狼ブームとはいえ、人を集めてゲームマスターをたてるというのは容易ではない。また、「ゲーム中にどんな会話をしたらよいか分からない」という声も聞かれ、敷居は高いようである。人数が増えると時間がかかるという難点もある。 こういった人狼の弱点をカバーした人狼系の作品が次々と発売されてい…

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アキンド(Akindo)

儲けさせてこそ儲かる構造 商品を入札で仕入れてお金を稼ぐゲーム。世界水準のボードゲーム制作に挑み、和製デッキ構築ゲーム『カンパニー』を制作したプロダクトアーツの第二弾である。箱を開けると「ようこそ」と書かれたルールブックが話題となったが、今度は「義理人情」。ゲームが始まる前から盛り上がる。穴の空いた…

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ドンブリコ!(Donburiko!)

これはチャンスかワナか 山から転がってきたどんぐりたちを山に帰してあげるカードゲーム。ゲームマーケット2013春で発表された同人作品で、当サイトの新作評価アンケートでは4位になった。カードを裏返しに置いてどんぐりの山を仕込む中で、どのタイミングで帰すか、裏のかきあいが楽しい。 手番には手札を1枚場に…