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アズール:サマーパビリオン(Azul: Summer Pavilion)

揃えて大得点、囲んでボーナスタイル 『アズール』がドイツ年間ゲーム大賞とドイツゲーム賞をダブル受賞して3年目。このゲームの特性として拡張が入れにくいということもあったのだろう。互換性のないスタンドアローンの作品である『シントラのステンドグラス』が昨年発売され、さらに今年この作品が発売された。お披露目…

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アテッコ(Atekko)

分かりそうで分からない 自分からは見えない自分の正体を、質問を通して当てるコミュニケーションゲーム。もとはゲームマーケット2015春に「スヲさんち」から発表された『あてっこついたて』で、少量生産ながらJELLY JELLY CAFEで人気を集め、今年、JELLY JELLY GAMESでリメイクされ…

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アクロス・ザ・ユナイテッドステイツ(Across the United States)

延ばしたい路線≠やりたいアクション 19世紀のアメリカを舞台に、株を購入し鉄道を延伸するボードゲーム。ゲームマーケット2019春に発表されたOKAZU brandの最新作で、久々の大箱ゲームでもある。鉄道や株というと重量級ゲームだと思われるかもしれないが、ゲーム中にやりたいことがはっきり見えていて、…

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アズール:シントラのステンドグラス(Azul: Stained Glass of Sintra)

右から行くか、左から行くか 『ドミニオン』以来9年ぶりとなるドイツ年間ゲーム大賞、ドイツゲーム賞をダブル受賞したタイル並べゲームの続編。タイルの取り方は同じで、異なるプレイ感を生み出している。 中央の丸いタイルに4枚ずつ、ランダムに置かれたステンドグラスタイルから1色を選び、その色のタイルを取って自…

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アライアル(Arraial)

すき間のないパーティー会場には客が来る テトリス型のピースをパーティー会場に埋め込んで、お客さんをたくさん集めるパズルゲーム。メボゲームズ(ポルトガル)の作品で、シュピール’18で発表された。ダイスタワーのT.ヴァーセル氏が「ローゼンベルクのパズル三部作よりも好き」とレビューしている。タ…

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あなたを知らないあなたの隣人(Your Neighbors Don’t Know You)

許せないこと、どうでもいいこと 結婚相手に求めるものとしてよく、価値観の一致が挙げられる。しかも、好きなものよりも嫌いなものが合うほうがうまくいくという。ゲームマーケット2017秋に発表され、新書のようなパッケージデザインで注目されたこの作品は、ほかのプレイヤーの価値観をランキングで知ることのできる…

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アズール(Azul)

ほしい色のタイルを取られた! 5色のタイルを集め、つながるように並べて得点するゲーム。『センチュリー:スパイスロード』をリリースしたプランBゲームズの2作目で、W.クラマーとの共作で知られるM.キースリングを起用した。厚めのプラスチックタイルを使った贅沢なコンポーネントと、イスラム風のモザイク模様が…

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アグリコラ:ファミリーバージョン(Agricola: Familienspiel)

ゲーマーも満足できるクオリティ ラウンドが進むにつれてできるアクションが増える仕組みをラウンドマーカーで表している 17世紀ヨーロッパを舞台に農業を営むボードゲームのライト版。ゲームの進行も得点計算も簡素化し、12歳以上だった対象年齢を8歳まで下げた。テキストのあるカードがない分、盤面のワーカープレ…

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アニマルマインド(Animal Mind)

言わなかった理由 動物の商人たちが4種類の品物をやり取りして得点を競うカードゲーム。グループSNEコンテストの製品化第3弾である。嘘をついてはいけないのに、ブラフゲームのようなプレイ感があるミニマリズムにあふれた作品。 自分の前に「受取」「受取」「拒否」のカードを並べてスタート。手番には山札から商品…

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アンユージュアル・サスペクツ(Unusual Suspects)

単なる印象ではない何か 12人の容疑者の中から、1人の犯人を絞り込んでいくイタリアの協力ゲーム。しかしそのための質問は普通ではないものばかりで、推理というよりは感覚に訴えるコミュニケーションゲームである。 12枚の容疑者カードが並べられ、目撃者役のプレイヤーに、そのうち誰が犯人かがカードで指示される…