投稿者: おの
オンライン『サーキス』
ウィニングムーヴズ・ドイツは今秋発売の新作『サーキス(Cir*kis)』の専用ページを立ち上げ、オンラインで遊べるようにしている。 『サーキス』は陣取りタイプのタイル配置ゲーム。前のプレイヤーが置いたタイルの周りに自分のタイルを置き、丸型か星型のエリアが全部埋まったときに、そこに一番多いマスを埋めて…
ゴールデンギーク賞に『ドミニオン』
世界中のボードゲーム愛好者が集うファンサイト「ボードゲームギーク」は11月23日、今年のゴールデンギーク賞(Golden Geek Awards)を発表した。ユーザーによる投票の結果、今年一番のゲームに選ばれたのは『ドミニオン』。そのほか、今年は昨年より3部門多い11部門にてベストゲームが発表された…
アグリコラ―泥沼からの出発(Agricola: Die Moorbauern)
ゲーム内容はこちら。拡張の入れ方は、進歩カードを入れないレベル1と、進歩カードを入れたレベル2、さらに基本セットから職業を加えるレベル3があるが、新しい要素をクローズアップして楽しむにはレベル2がお薦めである。 ボード上に最初からある「泥地タイル」と「森林タイル」、得点の高い新しい家畜「馬」、収穫の…
ボーネディクト(Bohnedikt)
神の奇跡で豆が ルックアウトゲームズが毎年エッセンで発表している『ボーナンザ』の拡張シリーズも、これで10作目を数える。タイトルはローマ教皇でドイツ出身のベネディクト16世のパロディ。 「教皇豆」と「神の畑」が今回の主軸。通常ルールでは1つの畑には1種類の豆しか植えられなかったのが、途中で種類を変え…
ねずみめくり(Maus geflippt)
うっかり見落とすチーズの罠 ネズミカードをめくって、そのネズミが身に着けているものを手札からいち早く出すリアクションゲーム。ネズミはいろいろな色と形の帽子、ネクタイ、服、靴などを身に着けている。ベルトを首に巻いていることもあるので要注意。 手札に1つもなければ、全部出すこともできる。その場合、1つで…
MOW(モウ)発売
ホビージャパンは本日、カードゲーム『MOW(モウ)』を発売した。フランスのB.カタラのデザインで、5人までしか遊べなかった初版からカードを2倍に増量。10人までプレイ可能になるとともに日本語を含む全60カ国語のルール説明書が入っている。2〜10人用、7歳以上、10〜30分、2520円。 タイトルの「…
ロボットマスター(Robot Master)
5×5列のクニツィアジレンマ 今年はドイツゲーム賞に全く入らなかったクニツィア。すでに4年前のインタビューで「全ての人々に合うものを作ることは決してできません。」と述べているが、マニアや批評家に背を向けてでも一般の愛好者を増やす意志は現在も貫かれているようだ。 フランスのカクテルゲームズから発売され…
アルビオン(Albion)
一手でも多く節約して アルビオンとはイギリスの島々の古名である。ピクト人を押しのけて、ローマ帝国が入植を進める。奥にいくほど攻めにくくなる地形にどう立ち向かうか。作者ヴレーデは『カルカソンヌ』以外ヒット作に恵まれていない。アミーゴでは『ポンペイ滅亡』『ドラゴンライダー』『ヴェネチア』に続く第4作。 …
アドアストラ(Ad Astra)
自分だけの得点源探し 宇宙を舞台にした建設ゲーム。イタリアのメーカー、ネクサス出版が始めた著名デザイナーシリーズの第1作で、フランスのフェデュッティとラジェを起用。ルールブックには同じフランス人デザイナーであるB.カタラがデザイナー紹介文を寄稿するほどの力の入れようである。ホビージャパンがネクサス版…
海賊船長(Captain Pirate)
探検のパートナーを探して 好きな相手とチームを組んで探検するカードゲーム。フランスのゲームデザイナー、B.フェデュッティの新作で、アークライトから日本語版が発売された『海賊免許』とよく似たテーマだが、ゲームは全く別物で、こちらが正真正銘の海賊である。 自分の番には、山札から1枚引く、手札を誰かに見せ…