アメリカのメーカー・ズィーマンゲームズは来月、日本発のカードゲーム『パレード』の英語版を発売する。2〜6人用、10歳以上、30分、10ドル。
『パレード』は不思議の国のアリスのキャラクターによる手軽なバーストゲーム。2007年のゲームマーケットで骨折ゲームズから発売され、翌年にグランペールで製品化、昨年のエッセン国際ゲーム祭にヤポンブランドで出展された。動画紹介サイトDice Towerで取り上げられるなど海外でも評判が高く、1年足らずでの国際デビューとなった。
ズィーマンゲームズが日本人デザイナーの作品を製品化するのは、中村聡氏の『妖精奇譚(Fairy Tale)』、『幻影奇譚(Masquerade)』、川崎晋氏の『グラグラカンパニー(Stack Market)』、『アールエコ(R-Eco)』、『カルタゴの貿易商(Traders of Carthage)』、『ルールの達人(Master of Rules)』、池田康隆氏の『オーナーズ・チョイス(Owner’s Choice)』、『シャドウハンターズ(Shadow Hunters)』に続いて9タイトル目。
グランペール版の『パレード』は絶版となっており、遊びたい日本人にはこの英語版の輸入(と翻訳)が待たれる。
・Z-Man Games:Parade
・TGW:パレード