ゲームフィールドは12月18日、『ハンザ(Hansa)』日本語版を発売した。ゲームデザイン&イラスト・M.シャハト、2~4人用、10歳以上、60分、5600円(税別)。
オリジナルは2004年、アバクスシュピーレ(ドイツ)から発売され、ドイツゲーム賞9位、国際ゲーマーズ賞ノミネートだった作品。日本での人気が根強く、ドイツ語版以外はウーバープレイ社(アメリカ)の英語版と、999ゲームズ(オランダ)のオランダ語版に続いて14年ぶりの出版となった。
ドイツの商人となってバルト海・北海沿岸の都市を船で移動し、各地に販売店を作って商品を売買するネットワークビルディングゲーム。手番にはアクションポイントを使って商品を買い、他の都市に移動し、販売所を建て、販売する。
一手番でできるアクションは3回までしかなく、船は全員共通で、しかも潮の流れに沿って一方通行になっているところが深い戦略性とインタラクションを生み出す。相手プレイヤーの行いたいことを読んで、そこにどれくらい相乗りできるかが勝敗の鍵となる。
日本語版にあたってはオリジナルマップと、陸運も加わった新規マップ『Hansa 1400』の両面仕様になり、船コマに加えて陸運用のコマも追加される。またミニ拡張「コンパス」も同梱予定されているほか、色覚対応で見やすい色使いとなっている。
・ゲームフィールド:「ハンザ」日本版、リリースのお知らせ