嘘つきダイスゲーム『ユー・クライ・ウルフ』発売

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翔エンタープライズは本日、鈴木銀一郎氏のオリジナルダイスゲーム『ユー・クライ・ウルフ』を発売した。2〜5人用、12歳以上、20分、4,830円。
今から100年ぐらい前、ヨーロッパの小さな農村を舞台にしたダイスゲーム。家畜や狼の数を誇張しつつ、ウソを見破られ「狼少年」と呼ばれないようにする。
各自、6個のサイコロをカップに入れて振り、出た目をこっそり確かめる。そして全員のカップの中にどの動物が何頭いるか、数字を宣言していく。順番に数字を上げていくが、そんなにいないと思ったら「お前、狼少年だろ! ( You cry wolf!) 」と言ってその動物のサイコロを全員が公開する。その動物が宣言以上ならば宣言した人、宣言未満なら疑った人がチップを相手からもらえる。こうして誰かがチップを支払えなくなった時点でゲーム終了となり、チップの最も多い人が勝つ。
狼の数は特別で、狼の目だけでなく牧羊犬も頭数に数えられる(狼はしばしば羊の皮をかぶっているから)。ドイツ年間ゲーム大賞受賞作品の『ブラフ』とは異なり、各自のサイコロの数は減らないので、爆発的に多い可能性も。そのふりをしたハッタリがさらなる疑心暗鬼を誘う。動物の目になったかわいい特製ダイスも見ものだ。
翔エンタープレイズ:ユー・クライ・ウルフ

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