ケンビルは8月27日、カードゲーム『スパイシー(Spicy)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・G.Z.ガボール、イラスト・J.キム、2~6人用、10歳以上、15~20分、1980円(税込)。
前の人と同じスパイスで数字を出していって、手札をなくすことを目指すゴーアウト系ゲーム。ドイツ年間ゲーム大賞で推薦リストに選ばれている。デザイナーはハンガリー人で、トラをあしらった金色のカードで東洋風デザインになっている。
6枚の手札から、時計回りに「スパイス名+数字」を言ってカードを裏にして出す。スパイス名は前の人と同じ、数字は前の人よりも大きく宣言しなければならないが、ウソをついてもよい。次の人がチャレンジしたらカードをめくって確かめ、間違っていたほうが山札から2枚引く。手札がなくなったら1勝で、誰かが2勝するか、3つのトロフィーが取られるか、山札から終了カードが出たら終了。
シンプルなブラフゲームだが、バリアントルールが6つ用意されていて、その中から1~2つ入れて遊ぶことができる。手番外でも割り込めるが、完全一致していないとチャレンジ成功になる「コピーキャット」は、度胸とポーカーフェイスが試される。