リゴレは4月下旬、宇宙開発ゲーム『スペースエクスプローラーズ(Space Explorers)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・Y.ズラビリオフ、イラスト・A.コット、2~4人用、12歳以上、20~40分、3850円(税別)。ゲームマーケット2021大阪、ゲームマーケット2021春にて先行販売。
オリジナルは25世紀ゲームズ(ロシア)から2017年に発売された作品。米ソの宇宙開発競争時代に、宇宙研究センターの研究開発ハブの責任者として、人工衛星、有人宇宙船、軌道ステーションなどのさまざまなプロジェクトに挑戦する。
中央の場にはエンジニア、テスター、ビルダー、研究者、宇宙飛行士といった人材カードと、史実に即したプロジェクトタイルが並んでいる。手番には場札からカードを取り、自分の前に配置する。配置には研究チップのコストが必要となるが、前に出したカードの分だけ割引もある。人材カードで必要なスキルを揃えたらプロジェクトカードをゲット。この合計得点を競う。
人材カードには特殊能力が付いており、ゲームを有利にすすめることができるが、新しい人材カードを置くと上書きされて使えなくなってしまう。誰かが12人の人材カードを置くか、プロジェクトが全て達成するとゲーム終了。
コストとして支払った研究チップは、左どなりのプレイヤーに渡すという「クローズド・ループ・リソース」メカニクスがこのゲームの特徴。両どなりのプレイヤーの動向もゲームの展開を左右する。リソースがどんどん降ってくることで内容に比して展開が早く、短時間で遊べるゲームとなっている。
内容物:人材カード 60枚、プロジェクトタイル 10枚、ハブシート 4枚、リファレンスカード 4枚、研究チップ 20枚、スタートプレイヤーマーカー 1枚、説明書 1枚、歴史上のプロジェクト 1枚