航空会社のルフトハンザは、機内で子供用に配布していたダイスゲームが、R.クニツィアの『ヘックメック・ジュニア』と同じ内容であったことから、抗議を受けて配布を中止した。
ルフトハンザが配布していたのは『ホッチポッチ』というタイトルのダイスゲーム。ダイスを振ってタイルを取るゲームで、『ヘックメック・ジュニア』と酷似していたことから、作者のR.クニツィア氏が弁護士を通じて抗議。ルフトハンザ社は抗議を受け入れて配布を中止した。
このニュースを報じたシュピールボックス・オンラインは「ボードゲームデザイナーは、この国でも探せば盗作品に突き当たることを示している」とコメントしている。日本では『ラブレター』の中国製海賊版が日本に入っていることが判明して話題となったが、このような問題は洋の東西を問わないようだ。
R.クニツィアの作品は、以前にも同内容のiOSアプリが無断で製作販売されたことがある(TGiWニュース)。
・Spielbox-Online:Reiner Knizia ./. Deutsche Lufthansa AG
After receiving our cease & desist letter, Lufthansa has legally agreed to no longer distribute the game “Hotchpotch” (Heckmeck Junior).
— Reiner Knizia (@ReinerKnizia) 2014, 10月 2