9月27日、パリのフランス・カードゲーム博物館(Musée Français de la Carte à Jouer)にて、第2回チケットトゥライド世界選手権が開かれた。世界27カ国の代表が熱戦を繰り広げ、オランダ代表のE.パウエルセン氏が優勝した。
チケットを集めて路線を引くボードゲーム『チケットトゥライド』の発売10周年を記念して、発売元のデイズ・オブ・ワンダー社が開催したもの。世界各国の予選を勝ち抜いた各国代表が参加し、日本からも7月に東京・渋谷で行われた日本選手権で優勝した村田大輔氏が参戦した(TGiWニュース)。
世界選手権はアメリカ、ヨーロッパ、アジアのマップで3回戦の予選が行われ、上位8名が決勝進出。準々決勝からはアメリカマップを使用し、1対1のトーナメント方式で戦われた。ロシア、アメリカ、ベルギー、オランダの代表が準決勝に進出し、アメリカ、オランダ代表が決勝へ。決勝ではオランダ代表のE.パウエルセン氏が勝利し、世界チャンピオンとなった。オランダ代表は5年前に行われた第1回世界選手権でも優勝しており、2回連続の優勝である。
優勝者には商品としてイースタン&オリエンタル・エクスプレスで巡るシンガポール・バンコク7泊8日ペア旅行がプレゼントされた。
アジアからは唯一の参戦となった日本代表の村田氏は17位。村田氏は、ヨーロッパ勢がほとんどだった参加者と比べ、ヨーロッパマップの経験値が不足していたと振り返っている。
次回のチケットトゥライド選手権は、発売元のデイズ・オブ・ワンダー社がアスモデ社に吸収されることもあり(TGiWニュース)、不透明な状況となっている。