東京・高円寺のボードゲーム専門店すごろくやは11月27日、伝統ゲームをアレンジした『クク21』を発売する。5〜12人用、6歳以上、30分、2800円。
もとはヨーロッパに伝わる伝統ゲームで、ゲーム研究家の草場純氏らによって日本に広められた。各自にたった1枚のカードが配られ、全員の中でいちばん小さい数の人がチップを支払う。お互い誰が一番小さいかを見計らいながら、次々とカードを交換していく。カードにはちょっとした効果があり、意外なドラマが生まれる。チップをもらえるのは最後に生き残った一人。スリルあふれる駆け引きが楽しめる。
これまでメビウスゲームズやグランペールが制作してきたが、すごろくや版では「カンビオ」に特化し、特殊効果をすべてカードに記載、ラウンドカードや生存カードを加えてゲーム進行を分かりやすくする工夫がなされている。またタロット風のイラストにすることで「運命を感じ取るゲーム」にふさわしい仕上がりとなっている。プラスチックチップも付属。
しばらく絶版となっていたグランペールの『ククカード』は本日発売された。こちらは紙製チップで1680円。同じコンポーネントで「キッレ」「トリオンフォ」といった別のゲームも遊ぶことができる。
・すごろくや:ゲーム紹介:クク21 / Cucco 21