コスモス社(ドイツ・シュトゥットガルト)が、今秋のエッセン国際ゲーム祭で発表する新作に、池田康隆氏の『シャドウハンターズ』のドイツ語版が入った。デザイナーズゲームで日本人の作品がドイツデビューするのは今春の『アールエコ』(川崎晋氏)に続いて2例目。大箱のボードゲームでは初となった。ドイツ語のタイトルは『夜の狩人(Jäger der Nacht)』。
『シャドウハンターズ』はゲームリパブリックから2005年に発売され、アメリカのズィーマンゲームズ社から英語版(2008年)、フランスのマタゴー社からフランス語版(2009年)が発売され、フランス年間ゲーム大賞にノミネートされている。
キャラクターによって勝利条件が変わるという、ドイツゲームにないタイプのゲームとして、2011年のドイツを中心とするゲームシーンでどう評価されていくかが注目される。
・Kosmos Verlag:Jäger der Nacht