Posted in エッセイ

ボードゲームdeワールドカップ

2010年ワールドカップ・南アフリカ大会の決勝トーナメント出場国が全て決定した。そこで世間の盛り上がりに便乗して、出場国にちなんだボードゲームをピックアップ。私は試合をほとんど見ていなかったが、ボードゲームを探しているうちに出場国のことに興味をもつことができた。これを機会に遊んでみたい。 まずは全出…

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ダンジョンロード(Dungeon Lords)

ダンジョンの経営学 ここは地下世界。暗黒の支配者たちは今日も仕事に精を出している。インプ(小悪魔)たちをリクルートして固い岩にトンネルを掘らせ、金を採掘して資金を集め、宝を根こそぎ奪っていく冒険者に備えて高いトラップを買い、食料を調達してモンスターを雇う。ダンジョン省からは厳しい採掘規制が敷かれ、税…

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エッセンのベストフリークゲーム

昨年の10月にドイツで開かれたエッセン国際ゲーム祭では、例年にも増してたくさんの話題作が発売された。そこで、フリークゲーム・ストラテジーゲームと呼ばれるものに絞り、その後に公表された数々の人気投票の順位を総合してみた。これで欧米のボードゲーム愛好者の嗜好を見て取ることができる。 調べたものは以下の5…

Posted in 雑誌・書籍

『デジタルゲームの教科書』

ゲーム産業や流通、歴史、国内外のゲームシーン、ネットゲームやケータイゲームなどの新しいジャンル、テクノロジーなど全24テーマについて、各分野のオーソリティが具体例を踏まえて論じる。テーマの幅広さからも分かりやすさからも、まさに教科書である。ゲーム業界を志す人だけでなく消費者としても、製品の背後にあっ…

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キャッチアウト(Catch Out)

赤いカードで緊張 かつてイタリアのキダルトゲームズから出ていた『ファブ・フィブ』(2004年)というカードゲームがある。3枚のカードを回して、前の人よりも数字を上げていかなければならないブラフゲームで、絶版で手に入らないのが惜しい。 このたびグランペールから発売された『キャッチアウト』は、この『ファ…

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ストレイシーフ(Stray Thieves)

彷徨えるゲーム 今回のゲームマーケットで発売された新作の中で、良くも悪くも最も話題になった作品である。ボードゲームおっぱいで事前に紹介されたり、ぼうけんTVで取り上げられたりしたこともあるだろう。でも話題になったのは「これはゲームなのか?」という内容によるところが大きいようだ。 ・ボードゲームおっぱ…

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平日ゲーム会

土日が忙しくてなかなか空けられない今日この頃、トンデモブラウさんと鴉さんをお招きして平日ゲーム会を開催した。子供の保育園の送迎という私の都合で、10:00〜16:00という時間帯にさせて頂く。早い時間から遠くからお越しいただいたお二人に感謝。 以下、遊んだゲームの短評。詳しいレポートは後日アップする…

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コミュニケーションゲーム:マイベスト

コミュニケーションゲームは、私の最も大好きなジャンルである。なので、ノミネートを絞り込むのも、ベストを決めるのも候補が多すぎてたいへん難しい。でも、ここでは悩んだ軌跡を記しておこうと思う。 コミュニケーションは、対人のボードゲームに不可欠の要素で、たとえアブストラクトゲームでも皆無ではない。そのため…

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うさかめコン・レース

ウサギが寝ている隙にズル 足は速いけどすぐ寝てしまうウサギと、のろいけどウサギが寝るとズルをして近道をするカメのどれが早いかを予想するボードゲーム。 カードをめくって、そこに描かれたウサギか3色のカメのいずれかを進める。先頭が3ヶ所のチェックポイントを通過するたびに、手札からどれが勝つかを予想。ゴー…

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ミープルチョイス賞2009に『スモールワールド』

ボードゲームニュースによると、北米のボードゲーム愛好者団体「シュピールフリークス(Spielfrieks)」は6月15日、昨年の「ミープルチョイス賞(Meeples’ Choice Award)」を発表した。 シュピールフリークスは2000年にアメリカのボードゲーム愛好者が立ち上げたディ…