フランス生まれのタイル配置ゲーム『ブロックス』の日本語版発売元が今年2月、ビバリー社からマテル社に移った。これからは2人用の『ブロックス・デュオ』とともに、『ウノ』などで知られる国際企業が取り扱う。
『ブロックス』は四色のタイルを四隅から配置して、自分の色をより多く置くことを目指すゲーム。2002年にドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされ、同年にビバリー社より日本語版が発売されてヒット。第1回日本ボードゲーム大賞の国産ゲーム部門で1位を獲得した。その後も安定した人気を集め続け、NPO法人ゆうもあの「ゆうゲームズ」にも認定されている。
ビバリー社は2009年に生産を終了しており、後継としてマテル社が手を挙げたことで、日本での入手難が回避された。現在、新しい日本語パッケージでトイザらスなどの大手玩具店にも並んでいる。
なお『ブロックス・トライゴン』と『ブロックス3D』については、ビバリー社が販売を続ける。
・マテル:ブロックス