アメリカのゲーム専門誌ゲームズ・マガジンが年末のバイヤーズガイドとして発表しているゲーム100選(The GAMES 100)の2005年が発表されました。大賞にはシド・サクソン氏の遺作ワードゲーム、バイワードが選ばれています。
9部門のベストゲームでは、6月に発表されたオリジンズと同様にほとんどアメリカ系ゲームが独占。ドイツゲームは2位以降になっています。しかし実際にはドイツゲームの輸入量は格段に増えており、この賞を紹介しているFunagainでもトップセラーはドイツ系ゲームばかり。ドイツ系ゲームをベストゲームから外したこの選出はアメリカアメリカゲーム界が抱いている危機感の裏返しであると見ることもできるでしょう。(Funagain)
【ゲーム100選ベストゲーム2005】
ゲームオブザイヤー:バイワード(S. Sackson / Face 2 Face)
アブストラクト戦略ゲーム:インシュ(K.Burm / Don&co.)
上級戦略ゲーム:タフアンティンスユ(A.Ernstein / Hangman Games)
ファミリーゲーム:消えた惑星(Anounymous / Vanished Planet Games)
ファミリーカードゲーム:勝利と名声(T. Douds / Jolly Roger Games)
ファミリー戦略ゲーム:アレクサンドロス(L.Colovini / Winning Moves)
歴史シュミレーションゲーム:メモワール’44(R.Borg / Days of Wonder)
パーティーゲーム:クラニウム・ホープラ(Anonymous / Cranium)
ワードゲーム:ワードリッチ(Anonymous / Faby Games)