10月29日からシュトゥットガルトで行われている南ドイツゲーム祭にて、2004年のドイツ教育ゲーム賞(Deutscher
Lernspielpreis)が発表されました。ドイツの子育て雑誌『遊びと学び(spielen
und lernen)』を刊行している私塾シュテュディエンクライス主催で、7月に発表していたノミネート作品を120人の子どもたちが遊んで選出。「シンプルなルール、高い教育効果、そしてゲームの面白さ」が基準です。
やや縮小傾向のゲーム市場で唯一伸びている子どもゲーム。ドイツ年間子どもゲーム大賞、ドイツ子どもゲーム賞が大人たちによって選ばれているのに対し、この賞は選考に多くの子どもが携わっており、より信頼できる賞と言えるでしょう。メイクンブレイクは現在メビウスが扱っているほか、河田が輸入予定。(Deutscher Lernspielpreis)
【ドイツ教育ゲーム賞2004】
未就学児部門:影作りゲーム(Schattenbauspiel / Dusyma)
低学年部門:メイクンブレイク(Make’n Break / Ravensburger)
高学年以上部門:チームパワー(Teampower / Aktuell)
未発表ゲーム特別賞:家族の幸せ(Familiengluck)