Posted in ドイツ年間ゲーム大賞
ドイツ年間ゲーム大賞、発表間近
Published Date: 2005-04-18 ドイツ年間ゲーム大賞、発表間近コメントする
ドイツ年間ゲーム大賞のノミネート&推薦リスト発表は5月8日、現地時間で18時頃。現在審査は大詰め。(Spiel des Jahres 4/18)
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バベルの塔フランス語訳
Published Date: 2005-04-18 バベルの塔フランス語訳コメントする
ハンス・イム・グリュックのサイトに新作『バベルの塔』のフランス語訳がアップされた。これがニュースになるとは、なんだかまるでこれまでのハンス社の作品がローカライズされたものを除きフランスに紹介されていなかったかのような感じだ。
大人ゲーマーならば、アレアと並んで全作品を注目したくなる天下のハンスがもし隣国フランスにそれほど入っていないとしたら、フランスはアメリカや日本以下のボードゲーム後進国と揶揄されても仕方がないのではないか。それほどハンスの作品は、ボードゲーム文化の成熟をはかる物差しになりえると思う。
フランスといえばデカルト(オイロゲームズ)、それを買収したアスモデー、あとはシュミレーション系のティルスィット、アブストラクト系のギガミック、そして『ピッチカー』のフェルティ、『イス』のイスタリぐらいしか国外に知られたメーカーがない。デザイナーではB.フェドゥッティ、B.カタラ、P.パリエールがたくさんゲームを出しているが、実は結構ハズレが多い(私の好きなR.フラガは別)。オイロゲームズもそうだったが、アスモデーも当たり外れが大きいような気がする。フランスで大ヒットしたという『羊牧場』はドイツでもアメリカでも日本でもたいした話題を呼ばなかった。
これらのことをどう分析するか。フランス人はゲームに面白さを感じるポイントがずれているのか、ゲームのことをあまり知らないため後れているのか。タイトル数は出ているらしいフランスゲーム事情、ちょっと気になる。