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フェデュッティのマイゲーム大賞

B.フェドゥッティが毎年行っているマイゲーム大賞(My game of the year)はDOWの協力ゲームキャメロットの影、確率変動ギャンブルゲームマニラ、ドイツゲームの粋を集めたフランスゲームヒマラヤ。ライトゲームの推薦リストに妖精奇譚が入った。(Bruno Faidutti)

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フェデュッティのマイゲーム大賞

年間ゲーム大賞にナイアガラ

独 ドイツ年間ゲーム大賞 ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)選考委員会は27日、ベルリンで開かれたプレス会議にて今年の大賞を発表しました。先月8日に発表された5タイトルから、27回目の栄光に輝いたのはナイアガラ。4回目の年間子どもゲーム大賞(Kinderspiel des Jahares)には小さなおばけが選ばれました。

 公式発表ではナイアガラについて「最後までエキサイティングなゲーム進行だけでなく、何よりも抜群のコンポーネントの質がひきつける。テーマがこれだけリアルで、またその感覚がゲームで再現されているのは稀である」とし、また小さなオバケについては「記憶能力の挑戦になるが、小さな子どもでも大人に勝つチャンスがある。でも頭のよさがポイントになるだけではない。騎士の広間でボールを回すには落ち着いた手が必要だ。作者とメーカーは子ども古典文学を同質のゲームに作り変えることに成功した」とコメントしています。

 ナイアガラの作者T.リーシング氏は新人、メーカーのツォッホはヴィラ・パレッティ(Villa Paletti)に続いて3年ぶり2回目の受賞。ツォッホはコンポーネントの評判が高く、今回の受賞作品も川の流れを透明な円盤で模し、箱を使って滝に見立てた点が高く評価されました。先行して行われていた2つのアンケート(SpielboxH@ll9000)でもナイアガラを予想する声が最も多く、愛好者の予想通りの結果です。

 小さなおばけは同タイトルの童話をゲーム化した磁石ゲーム。作者K.ハーファーカンプ氏は子どもゲーム作家でグラグラ城のオバケ(Schloss Schlotterstein)などの多くの作品があります。コスモスは2002年の秋から子どもゲームに取り組んできましたが、3年かけて初めて、ハバ、セレクタ、ドライマギアという子どもゲーム専門メーカーに肩を並べました。日本ではまだ輸入されていませんが、受賞によって早晩入ることになるでしょう。(Spiel des Jahres)

【ドイツ年間ゲーム大賞2005】

ナイアガラ(Niagara / Thomas Liesching / Zoch)

【ドイツ年間子どもゲーム大賞2005】

小さなおばけ(Das kleine Gespenst / Kai Haferkamp / Kosmos)