カードゲームの写真をどう撮るか
ウェブサイトでボードゲームの紹介をするとき、写真を載せるのは効果がある。百聞は一見にしかずでまどろっこしい説明を省くことができるし、コンポーネントやイラストの美しさを印象付けることもできる。
ウェブサイトの管理者で集まってボードゲームを遊ぶと、1ゲーム終わるたびに恒例の撮影会が始まり、翌日や翌々日に方々のサイトに掲載されることになる。
デジカメで撮った写真はすぐにアップロードできるが、アングルを変えて何枚も撮り、そのうち一番よかったものを多少でもレタッチした方がよいだろう。暗い写真、逆光、ブレなどがあると同じゲームでも印象がだいぶ下がってしまう。
それでもボードのあるゲームならば、どう撮っても画面いっぱいに美しい光景が広がるのであまり苦労はいらない。問題はカードゲームだ。いろいろなサイトの写真を見ていると、大きく分けて以下のような撮り方があるように思われる。
- プレイ中のテーブル上
最もオーソドックスな方法。6ニムトのように場札を並べていくゲームならばこの方法がベストかもしれない。しかし手札中心で場にカードがあまり並ばないようなゲームは寂しく見える。 - プレイ中のテーブル上+手札接写
そこで手札を手前に広げ、場札と一緒に撮るという方法がある。ゲーム中の雰囲気はよく出るけれども、相対的に場札が遠く・小さく・暗くなってしまってよく見えない。 - 適当に並べて接写
そこでゲームが終わってからカードを何枚か適当に並べ、それを接写するという方法がある。場合によっては目立つ1,2枚だけを撮ることも。カードのイラストをじっくりと見るのによいが、ゲーム中のカードの動きは再現できないのが難か。 - 適当に並べて接写+箱
アドルング社のカタログで見られる方法で、カードを並べ、そこに箱を置いて撮る。寂しさはだいぶ緩和されるが、ゲームに関係ない箱を写すのはレポート感を削ぐ。
この頃私は3.で撮っています。でも写真もデジカメもレタッチも素人なので、もっといい方法があったら教えてください。
新バルバロッサ
今秋エッセンから発売された新版。コスモス・リオグランデ版からの変更点は以下の通り。
- +ほかの人が2マス進むゴーストのマスがなくなり、マスが6マスに。
- +呪いの石で割り込んだ人が何人かいた場合、早い者勝ちではなくダイスで決める。
- +ボードが小さくなり、箱も小さくなって値段が下がった
- 3〜4人用(コスモス版は3〜6人用)。
- 鉛筆がついていない、矢が厚紙製。
ところで質問の答え方は4つあるが、「はい」「いいえ」のほかに残り2つはどういうことだろうか。バネスト訳は「わからない」「どちらともいえない」とあるが、英語は”Possibly(そういうこともある)”と”The Question is not appropriate(その質問は適合しない)”、ドイツ語は”eventuell(そういうこともある)”と”nicht eindeutig beantwortbar(どちらかと答えることができない)”である。
前者はときには「はい」であることもあるし、またときには「いいえ」であることもあるということだろう。例えば「猫」を作ったとして、「これは黒いものですか?」と聞かれた場合。だから「わからない」というのは間違っていないが広すぎる。「(場合によって「はい」と「いいえ」の)どちらもある」というのが厳密だろう。
後者だが、英語とドイツ語にもずれがあってはっきりしないが、これは日本語訳どおり「どちらともいえない」というのがよいと考えられる。まず論理的に「はい」と「いいえ」のどちらでもないということは考えにくい。「これは食べられますか?」という質問で「食べられるものでもないし、食べられないものでもない」というのはおかしいが、「食べられるか、食べられないかわからない」というのはありうるからだ(「トンボ」を作ったときなど)。これは人によっては「はい」か「いいえ」と答えられることも意味する。「オレ、トンボなら食べたことあるよ。」
まとめると、質問が100%当てはまるならば「はい」、0%ならば「いいえ」、1?99%当てはまるならば「どちらもある」、?%ならば「どちらともいえない」ということになる。プレイヤー全員がこの答え方を心得ているならば、ゲームがもっとスムーズになるだろう。