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ドラゴンライダー滑り止め

アミーゴから昨秋発売されたドラゴンライダー(Drachenreiter)は、厳密にコマの距離を測らなければいけないのにコマがすべってずれやすいという致命的な欠陥を抱え、H@LL9000の2005年を振り返ってアンケートで失敗作ゲーム1位、発売半年で早くも消えそうになっている。

その声を聞きつけたのか、アミーゴ社では滑り止めの無料配布を始めた。不良部品や欠品の申込と同様に専用のフォームから「滑り止め(Antirutsch-Klebefolie)」を注文する。送料も無料(国外まで本当に無料なのかは確かめてみないと分からない)。

自分でコマのかたちに切り抜いて貼り付ける。もしかしたらホームセンターなどで似たようなものが売っているだろうから、これにヒントを得て自分で買ってきてしまうのもよい。1回やってつまらなかったゲーム(特に5,000円以上もするボードゲーム)をそのままにしておくのはもったいない。

売りっぱなしにしないアミーゴ社のこうした対応には好感がもてる。発売前に分かっていれば滑り止めを同梱でき、評価ももっと上がったのだろうが、これもゲーム開発期間の短縮による弊害だろうか。

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チャイナ・国境戦争

ゲームボードはこちらからダウンロード。

[ストーリー]中国では政情不安が高まっています。国王たちが国境を守ることはどんどん少なくなっています。国境の都市をめぐる激しい戦いが始まります。

[ルール]以下の変更点を除き、「チャイナ」の通常ルールが適用されます。

  • 3?5人で遊ぶことができます。
  • 要塞は使いません。
  • 国境の街のマスが6つあります(円で囲まれています)。ここに家を建てると、隣接する両方の街で得点計算に数えます。
  • 国境の街に家を建てるには、以下の2つの組み合わせのいずれかを出さなければなりません。
    • 隣接する両方の地域について、対応するカードを1枚ずつ出す
    • 隣接する地域のどちらか一方について、対応するカードを2枚出す
  • 配置のルールに背かない限り、1回の手番で国境の家と通常の家を置くことができます。つまり国境の家も、1つもコマが置かれていない地域にはまず1つだけしか置けないことになります。
  • それ以外は国境の家はコマの配置でも得点計算でも通常の家と同じように扱います。
  • イカリのマークが描かれた「港町」が7つあります。ゲーム終了時に港町が追加で得点計算されます。得点は家の計算と同じです。例えば港町の7つ全部にコマが置かれていて、Aさんがそのうち4つをもっていたら7点、2位の人は4点……というようにします。

(C)Michael Schacht / Spiele aus Timbuktu