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『ボードゲーム・ジャンクション』発売記念イベント

まもなく発売予定の書籍『ボードゲーム・ジャンクション』(安田均氏・グループSNE著/新紀元社/2,800円)の発売を記念して27日(土)、大阪のイエローサブマリンなんば店にてイベントが行われる。現在参加予約受付中。
『ボードゲーム・ジャンクション』は、毎月発行されているテーブルトークRPGの専門誌『Role&Roll』の連載を元に大幅に加筆した本。2000年代の約10年間に発売されたボードゲームを総括する集大成となっている。手軽なボードゲームの紹介『ウニ頭でもできるもん!』、実況解説の『ボードゲーム・リプレイ』、注目作の紹介『クローズアップ』、さらに執筆者による座談会が収録されている。
発売記念イベントでは著者の安田均氏と秋口ぎぐる氏、ほかにも友野詳氏などがゲストに招かれ、12:30から30分のトークショーの後、5時間半にわたってボードゲームを遊ぶ日程になっている。定員は20〜30名で参加費800円。当日『ボードゲーム・ジャンクション』を購入すると参加費は無料になる。
参加申込はイエローサブマリンなんば店に直接電話にて。詳しくは下記のホームページを参照のこと。
Group SNE:ボードゲーム・ジャンクション発売記念 SNEの先生方と一緒にボードゲームを遊ぼう!!
Group SNE:『ボードゲーム・ジャンクション』インタビュー

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トップカーリング(Top Curling)

先攻で勝つ
ボードゲーム愛好者にとって冬季オリンピックで面白い競技ナンバー1は、カーリングである。4年前のトリノの際、日本女子チームが大いに注目を集めたが、そのときに日本カーリング協会で発売されたのがこのゲーム。今年もカーリングが盛り上がっているのを見ているうちに遊びたくなった。
実際のカーリングではストーンを8個ずつ使うが、このゲームでは2個ずつ入っており、そのほかにハウス(同心円)のシートが付いている。長めのテーブルで遊べるサイズでちょうどよい。シートは薄いビニール製で、丸められて入っているので、セロテープで固定する。ビニール製なので、テーブルの上を走るストーンがシートの端で止まらないくらい薄く、また氷のように影が映るのが、いい雰囲気だ。
ルールは簡単で、ハウスめがけてストーンを交互に転がし、中央に近いほうが得点。正式には相手のストーンより内側にあるストーンの数だけ得点になるが(このゲームでは1〜2点)、単純に1点としてもよいだろう。攻守交替して10回行い、合計で競う。
ストーンの下には金属のボールが入っていて、これがよく転がる。手加減しないと、あっという間にリンクの外に飛び出してしまう。わずか50cmくらいでも、慣れないうちはハウスに入れることさえ難しい。10回戦では、両者が次第に腕を上げてきて、ほかのストーンを玉突きにしたり、もう1個をガード用にわざと手前に置いたりといった戦術が楽しめる。
長女と対戦して7対3で勝利。長女は力の加減がなかなかつかめないようだったが、ときどき絶妙なナイスショットを出す。ルールは簡単なので、その後長女と長男で勝負していた。台までついた本格的なカーリングゲームもあるが、これで十分楽しい。
カーリングの新聞記事に書かれていたが、後攻は最後の一投で状況を一気に変えてしまえるため、後攻が絶対有利である。だから、先攻でどれだけ勝てるかがキーになるという。そういう気持ちで臨むとこれだけのゲームでも結構考える。
Top Curling
作者不明/メガハウス
2または2チーム人用/8歳以上/15分