10種の種族が織りなす陣取り『テラノヴァ』日本語版、8月19日発売
テンデイズゲームズは8月19日、『テラノヴァ』日本語版を発売する。ゲームデザイン:A.ファウル、イラスト:L.ビリオー&L.ジーグモン、2~4人用、12歳以上、60~90分、7920円(税込)。店頭では本日より先行販売を開始している。
名作重量級ゲーム『テラミスティカ(2012年)』のシンプル版としてコスモス社(ドイツ)から昨年発売されたエリアコントロールゲーム。出版社だけでなくデザイナーも別になっている。異なる特殊能力を持つ10の種族から1つを担当し、領地を争い、建物を建て、目標を達成する。種族の組み合わせによって変わるゲーム展開の楽しさをそのままに、要素を絞って遊びやすくした。
各プレイヤーははじめ2軒の建物をボード上に持っている。ラウンドのはじめにパワーとお金を受け取った後、順番に6種類のアクションから1つを行い、もうアクションができない、またはしたくないプレイヤーからラウンドを抜け、次のラウンドのスタートプレイヤーになる。
アクションは建物の建設、改築、移動距離アップ、橋の建設、パワー消費アクション、特別アクションの6つ。各ラウンドにはラウンド得点条件があり、何に重点を置いて発展させるかが決まっている。5ラウンドで、建物のつながり(と残り金)で得点を競う。
登場する種族はゴーレム、フェアリー、ドルイドなど地形ごとに2種族ずつ。初回プレイ用のおすすめ組み合わせはあるが、慣れたら自由に選択して使う。それぞれの特殊能力を活かして覇権を握ろう。
キウイゲームズ閉店、12年の歴史に幕
大阪・日本橋のボードゲームショップ「キウイゲームズ」が今月30日をもって閉店する。土日とも11:30から20:00の営業で、全品3割引の閉店セールを実施中。
電機店、同人ショップ、ゲームセンターが並ぶ日本橋に、プレイスペースのあるボードゲームショップとして2011年9月にオープン。プレイスペースとしても、ボードゲームショップとしても関西の先駆け的存在としてボードゲーム文化の発展に寄与してきた。
さらに2017年には2号店を新大阪南方に、2018年には京都店を京都マルイ6階にオープンしたが、コロナ禍に見舞われ、5類移行の後も客足が戻らずお店をたたむことになった。新大阪南方店の営業は続ける。
山崎店長は「11年間のご愛顧ありがとうございました。大阪の1サークルからここまで育ててもらった皆様には感謝しかありません。今後の皆様のボードゲーム趣味がさらに豊かなものになるよう願っております」とコメントしている。