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『おばけキャッチ』日本語版に切替

メビウスゲームズは8月28日から、スピード勝負のコマ取りゲーム『おばけキャッチ(Geistesblitz)』をドイツ語版から日本語版に切り替えて販売し始めた。2〜8人用、8歳以上、20〜30分、1800円。
テーブルに置いた5つの木のコマから、カードに示された条件に合うコマをいち早くキャッチするゲーム。「カードにコマと同じものが書かれていた場合は、それを取る。カードと同じものがない場合は、全く合わないものを取る」という単純な条件ながら、色違い、形違いが入っているため大いに迷う。好評につき、今年さらにややこしくした『おばけキャッチ2』も発売されている。
ゲーム自体に言語依存はないが、箱とルールが日本語になったことでより手に取りやすくなった。メビウスゲームズではドイツ語版の取り扱いをやめ、今後は日本語版のみを扱う。
メビウスゲームズ:おばけキャッチ
play:game評価コメント:おばけキャッチ

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アンケート:公開和訳ルールの利用

Q.63:ネットに公開されているルール日本語訳を…(2012年8月)

A.よく利用する 131票(48%)
B.たまに利用する 78票(28%)
C.ほとんど利用しない 65票(24%)

公開和訳ルールを前提に、日本語ルールを添付しないで販売する業者をめぐって批判や意見が相次ぎました。当サイトでは、国内のショップに配慮し、現行商品や、メーカー的にどこかのショップが輸入販売することが確実な商品については、和訳公開をしないという方針をとっています(ただし、この方針をほかの人に呼びかけたりするものではありません)。
ルール和訳公開の是非や、公開和訳ルールの商用利用の是非については多くの人が意見を述べていますが、その一方で、どれだけの人がこの問題に関心があるのだろうか、もしかしたらどうでもいい人が大半なのではないかという疑問をいだきました。そこでどれだけの人が、公開和訳ルールを利用しているのか尋ねました。
アンケートの結果、約半数の人がよく利用していると答え、たまに利用する人も含めると4人に3人が公開和訳ルールの恩恵に預っていることが分かりました。その利用の仕方は、日本語ルールなしで購入して公開和訳ルールで遊ぶというものだけでなく、購入前にどんな内容かを検討する、ゲーム中に出た疑問点を解決するなどさまざまだと思いますが、いずれにせよ公開和訳ルールがボードゲームシーンに果たしている役割は小さくないといえそうです。
9月のアンケートはこれに関連して、ドイツアマゾンからのボードゲーム購入です。ドイツアマゾンは個人輸入の敷居を思い切り下げましたが、14ユーロ固定だった送料定額制が従量制になったことから、大量に購入している人も出てきたようです。ドイツアマゾンから個人輸入して、公開和訳ルールで遊ぶというスタイルがどれだけ一般的になっているのか、3択から最も近いものをお答え下さい。