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『ファウナ』日本語版発売


ホビージャパンは本日、ドイツの動物クイズゲーム『ファウナ(Fauna)』日本語版を発売した。F.フリーゼ作、2〜6人用、10歳以上、45〜60分、5250円。

動物の名前とイラストを見て、生息域や体長や体重を当てるゲーム。ボードには世界地図とスケールがあり、このあたりだろうと思うところにコマを置いて、正解ならば得点になる。かといってこのゲームはトリビア系では決してない。キリンの身長は何メートル? コウテイペンギンの体重は何キロ? コガネガエルってどこに住んでいる? そんなところまで知っている人はほとんどいないこそ、あれこれ想像を膨らませ、ああだこうだ言って盛り上がる。回答が当たっても外れても楽しい。

オリジナルは2008年にフッフ&フレンズ社(ドイツ)から発売され、翌年のドイツ年間ゲーム大賞でノミネート、ドイツゲーム賞で10位に入賞した。緑髪の奇才F.フリーゼが制作したファミリーゲームとしても注目を浴びた作品である。これまでもラベル付きで国内販売されていたが、日本語版になったことで、登場する360種類の動物を手間いらずで楽しめるようになった。

ファウナ日本語版
動物名も、地図のエリア名も日本語で遊びやすくなった。

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シュリンプ(Shrimp)

マヨネーズ、ブヒー!

フランスのゲームデザイナー、R.フラガが得意なパターン認識ゲーム。順番にカードをめくって、条件が揃ったと思ったら素早くマヨネーズを押す。

カードにはエビがさまざまなパターンで描かれている。数は1~3匹、大きさは大中小、色は赤緑紫、出身国は日仏米と、それぞれ3種類ある。各自山札をもっており、そこから1枚ずつめくって自分の鍋の上に載せる。

3つの鍋に出したカード全てに共通項があったら、「日本!」とか素早く言ってマヨネーズを押す。マヨネーズといっても、中に本物が入っているわけではないのでご安心を。ブヒーという間抜けな音がする。言えた人は鍋の上のカードを全部ゲット。

そのほかに、エビの数が合計7匹になったら「シュリンプカクテル!」といって取れる。さらに共通項を2つ見つけられたら「スーパーシュリンプ!」といってほかの人が集めたカードももらえる。究極は共通項を3つ見つけたら言える「レジェンドシュリンプ!」で、これが言えたら即勝利。

シュリンプ

スーパーシュリンプとレジェントシュリンプはめったに出ない。2つ探している間にほかの人がさっさとマヨネーズを押してしまうからだ。同じパターンばかり探しているとシュリンプカクテルを見逃すことも。とてもドキドキする。ふうかさん、karokuさんと3人でプレイしてkarokuさんがすぐコツをつかみ勝利。パターン認識だけではなく、「今あれが出たら押そう」という先読みも必要そうだ。

Shrimp
R.フラガ/アスモデ(2012年)
2~6人用/7歳以上/15分
国内未発売