『ファウナジュニア』日本語版発売
クレーブラットは本日、動物クイズゲーム『ファウナジュニア(Fauna Junior)』日本語版を発売した。2~4人用、6歳以上、20~30分、5,250円。
ホビージャパンから日本語版が先月発売された『ファウナ』を、キッズでも遊べるようにした作品。デザイナーは同じF.フリーゼで、オリジナルのドイツ語版は2010年に発売された。
お題となった動物について、住んでいるところ(砂漠・サバンナ・熱帯雨林など)、重さ(えんぴつ、人、トラックなど)、卵生か否か、草食か否かをコマを置いて当てる。合っていれば得点となる。数字や世界地図で当てていた『ファウナ』よりも易しく、短い時間で楽しめる。それでいて登場する動物は180種類と、飽きの来ないつくりになっている。
これまで外国語版が国内で流通していたが、日本語版が出たことで、ターゲットのキッズがより遊びやすくなった。キッズゲーム専門の輸入代理店として昨年暮れに始動したクレーブラット社が日本語版を制作するのは初めて。
『ボードゲームナビ2013-01』発売
新紀元社は22日、ボードゲーム専門誌『ボードゲームナビ』2013-01号を発売した。昨年の刊行から通算4号目となる。B5版、94ページ、1680円。
今号の特集は「インディーズゲームの世界」。昨年秋のゲームマーケットでは100タイトルの新作が発表された国産の個人・小出版社。『ヴォーパルス』『ハートオブクラウン』『ラブレター』など、高い評価を受ける作品も現れてきた。ゲームマーケットのレポート、人気作品のレビュー、注目デザイナーのインタビューを通して、世界も注目する日本ゲームの今とこれからに迫る。
もう1つの特集は「ボードゲーマーに捧げるクトゥルフ神話入門」。アメリカのSFホラーの古典と、これをテーマに制作された作品群を紹介する。
リプレイ「ボードゲーム・パーティー」は、女優やお笑い芸人が遊ぶ『ペアペア連想ゲーム』と『リトルデビル』、グループSNEが遊ぶ『おかしな遺言』。ゲームレビューはアークライト社、ホビージャパン社の日本語版ボードゲーム、インディーズゲームなど20タイトルを取り上げる。
ほかに中村誠氏による『ディセント第2版』のオリジナルシナリオ、田中としひさ氏のコミック、連載など。応募者全員プレゼントとして『クォーリアーズ! 拡張3 験闘士の探求』用のプロモーションカード「狩り場の王:鍵達人」「いたずらインプ:増殖」が用意されている。
・ボードゲームナビ公式サイト:ボードゲームナビ2012-03