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居椿氏の新作、台湾から発売

『もんじろう』『ストリームス』などで知られるデザイナー、居椿善久氏の新作『拾猫鍋(Cat 10)』が、台湾の大玩卓遊社から今週発売される。日本国内を経ずに、海外の出版社から直接発売されるのは珍しい。アジアの出版社では、韓国の出版社から発売された荒井由行氏の『空飛ぶチーズ』以来2例目。サイトでは「日本合作企画」と書かれている。
YouTubeで評判になった土鍋の中で眠るかわいい猫「ねこ鍋」がテーマ。1~6点のねこ鍋カードを1枚ずつめくって、合計が10点にできたら得点になるが、10点を越えたらバーストとなって何ももらえない。いつでもやめていいが、8点や9点から思い切ってもう1枚めくれるかどうかの勇気が試される(1~2点のカードが多く入っているため、8点か9点からキャットテンが成功しやすい)。
また途中でカードをめくるのを止めてサイコロを振り、ほかのプレイヤーからカードを奪うチャンスもある。かわいい猫のイラストも注目だ。
発売は、27~28日に台湾で行われる同人誌即売会「ファンシーフロンティア」が初で、日本で販売されるのは、秋のゲームマーケットになる見込み。
大玩卓遊

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バンダイ、『頭脳陣取りゲーム JINTOL』発売


バンダイは本日、オリジナルの対戦型ボードゲーム『頭脳陣取りゲーム JINTOL(ジントル)』を発売した。2人用、1680円。デザインは2種類で、パネルが黒と白の「ClassicColor」と、赤と青の「VividColor」がある。

デザイナーは慶應大学4年の杉本和希氏と、同大学3年の中里龍氏で、開発は『シンペイ』の高橋晋平氏。パネルを配置して陣取りをするという原案に、アイテムカードを用いた戦略要素の追加や、2勝先取のルールを取り入れて、商品化に至った。

2色で色分けしたパネル8枚を、ボードに交互に置いていき、多くのマスを自分の色で埋めることを目指す。すでに置かれたパネルの上に重ねて置けることで、相手の色をつぶすことができる。また手持ちの「アイテムカード」は、パネルを回転させたり、相手の動きを封じたりする効果があり、一発逆転も狙える。ただし「アイテムカード」は3枚しかなく、しかもお互いに予め選んでおくため、どのタイミングで使うかは戦略性があり、心理戦も楽しめるようになっている。

バンダイ:頭脳陣取りゲームJINTOL