ドロッセルマイヤーズ、実店舗を閉店して商品開発に注力
株式会社ドロッセルマイヤー商會は、今年末をもって東京・中野ブロードウェイの実店舗を閉店し、オリジナル商品の企画・制作・販売に注力することを発表した。店舗は12月
29日15日(日)までの営業で、閉店セールが行われる。
ドロッセルマイヤーズは「必要無いものしかないお店」というキャッチコピーで2011年2月にオープン。2012年8月に中野ブロードウェイの4階から3階に移転し、「ドロッセルマイヤーズらしいもの」というセレクトショップ的な方向性を強めた。
閉店に至った経緯については、ボードゲーム市場の変化、ドロッセルマイヤー商會の役割の変化、渡辺範明社長の健康上の事情(この理由によりポッドキャスト「ボードゲームおっぱい」も更新が休止している)などが挙げられている。
今後はネットショップを継続しつつ、『アダムとイヴ』『HYKE』のようなオリジナルゲーム、『今夜始める人狼ゲーム』『お菓子になったマドモワゼル』のようなオリジナル書籍、『オリジナル巻物型バックギャモンボード』などのオリジナルグッズの制作に力を注ぐほか、『お父さんが7年かけて作った迷路』『金属製本格ゴム銃フェンリル』『プレシジョン・ダイス』や各種バックギャモンボードなど、個性的な商品を積極的に取り扱うという。
閉店セールは12月1日から29日15日(日)までで、一部商品を除き店内商品を基本10%オフ、店頭見本の中古品は20%オフで提供する。内装にこだわった店舗にまだ訪れたことのない方はこの機会にどうぞ。
・ドロッセルマイヤーズブログ:【大事なお知らせ】これからのドロッセルマイヤーズについて
・TGiWレポート:ドロッセルマイヤーズ
追記:閉店セールの売れ行きがよいため、閉店日が2習慣繰り上げられて15日となった。訪問予定の方はお早めに。
ゲームマーケット2013秋:新作評価アンケート結果、1位は『見滝原は狭すぎて』
東京ビッグサイトで11月4日に行われ、約5000名が参加したゲームマーケット2013秋。国産ボードゲームの新作発表数は記録を大幅に更新する199タイトルを数えました。その中でどの作品が面白かったか、当サイト恒例の新作評価アンケートを約1ヶ月間にわたって実施しました。
各ゲームの5段階評価を、とても面白い=5~全く面白くない=1として数値化し、平均の高かった順に並べたものが以下のランキングです。右の数字は評価数を表しています。20票以上を掲載しました。
1位になったのはゾック神社の『見滝原は狭すぎて』。魔法少女まどか☆マギカを題材にしたカードゲームです。2位は『こびとのくつや』。こびとの力を借りつつ材料を集めて靴を作ります。3位の『モテねば。』は、高校3年間でモテることを目指すゲーム。評価数62票は全体で1位です。
アンケートに投票頂いた229名の皆様、ご協力ありがとうございました。
【ゲームマーケット2013秋新作評価(評価平均/評価数)】
1.見滝原は狭すぎて(ゾック神社)4.35/23
2.こびとのくつや(imagine GAMES)4.26/27
3.モテねば。(大気圏内ゲームズ)4.24/62(評価数最高)
4.オトーリバース(アルハラシステムズ)4.23/31
5.Gem c’Rocks(高天原)4.22/23
6.暗殺狂時代(操られ人形館)4.21/47
7.ヘイムスクリングラ(遊星からのフリーキック)4.18/39
8.シェフィ(冒険企画局)4.15/47
9.Ni-go ニーゴー(カワサキファクトリー)4.10/21
10.春夏冬中(あきないちゅう)(桜遊庵)4.07/42
11.3秒ルール(ひとじゃらし)3.95/21
12.かれいど(桜遊庵)3.95/40
13.完全犯罪(夕日の土建屋さん)3.95/20
14.メイガスホールデム(I was game)3.92/39
15.たねまき(HOY GAMES~豆を愛する会~)3.90/31
16.犯人は踊る(鍋野企画)3.89/56
17.月夜の人狼(楽々亭)3.87/23
18.ラクールコロシアム(みさき工房)3.81/32
19.アルパカバーガー(高天原)3.78/36
20.江戸屋敷(301 OKAZU brand)3.73/26
年齢:10代2%、20代40%、30代49%、40代8%、50代1%
居住地:北海道・東北5%、関東63%、都内15%、東海・近畿11%、信越・北陸1%、中国・四国2%、九州・沖縄3%
今回のゲームマーケットへの参加:参加83%、不参加17%
→過去のゲームマーケット新作評価アンケート結果:2005/2006/2007/2008/2009/2010/2011春/2011秋/2012春/2012秋/2013春