ディセント拡張『トロール沼』日本語版、1月11日発売
アークライトは2014年1月11日、ファンタジーボードゲーム『ディセント』の拡張セット『トロール沼(The Trollfens)』日本語版を発売する。2~5人用、14歳以上、120~180分、4410円。プレイするためには『ディセント第2版』基本セットが必要となる。
ダンジョンを支配するゲームマスター1人と、ダンジョンに挑む英雄に分かれて戦うアメリカのファンタジーボードゲームの拡張セット。第2版の拡張としては『竜の棲み家』『廃墟の迷宮』に続く3つ目の拡張で、オリジナルは今年ファンタジーフライト社(アメリカ)から発売された。
今回は新しい英雄「予見者」が登場。対してゲームマスター側には新たに「宿主」クラスが追加され、「感染トークン」で英雄たちに立ちはだかる。新しい状態「弱体化」などの追加ギミックもあり、さらに深みある冒険を楽しめる。また、造形の細かい9つのプラスチックコマのほか、22種類という多種のコンポーネントが入っている。
・アークライトゲームズ:ディセント第2版拡張 トロール沼 完全日本語版
『グリモリア』日本語版、1月11日発売
アークライトは2014年1月11日、魔術師をテーマにしたカードゲーム『グリモリア(Grimoria)』日本語版を発売する。木皿儀隼一作。2~5人用、10歳以上、30分、4200円。
オリジナルはワンドローが2010年に発売した『グリモワール』で、2012年にシュミット社がドイツ語版を発売した。今回の日本語版はシュミット社の製品を再び日本語版にしたという異例の逆輸入版。
異世界「グリモリア」で、魔術師たちが魔術合戦を繰り広げる。各自の魔道書にしおりを挟んで魔術を選択し、領地や仲間を獲得する。選択の結果で、勝利点の獲得やその後のターン順が判定されるというバッティングゲーム。ゲームが進むに連れて奥のページも使えるようになっていく仕組みが臨場感を盛り上げる。
ドイツではコンポーネントやルールブックの美しさが評価され、グラフ・ルード賞ファミリーゲーム部門、ドイツゲーム賞金の羽根賞を受賞している。
・アークライトゲームズ:グリモリア完全日本語版
・TGiWレポート:グリモワール