オリジナルゲームを収録『遊べるBOOK』5月28日発売
ワンダーワークスは5月28日、コンポーネント付きでオリジナルゲームを収録した『遊べるBOOK』を2冊同時発売する。各2,484円。
付属のカードを切り取って、4つのゲームが楽しめるという新しいコンセプトの書籍。『アメージングテーブルゲーム』の伴隆之氏がプロデュースした。vol.1が『人との会話がはずむ カードゲームの本』で、vol.2が『勉強が楽しくなる カードゲームの本』。
vol.1『人との会話がはずむ カードゲームの本』は、パーティー向けのコミュニケーションゲームとして、新澤大樹氏(サークル倦怠期)の『シルクハット』、佐々木隼氏(オインクゲームズ)の『自画撮りマスター』、タンサンファブリークの『ハヤクチ流星群』、そしておなじみの『スタンダード人狼』を収録。2人から17人まで、幅広い人数に対応する。
vol.2『勉強が楽しくなる カードゲームの本』は、コトバや数字を使ったお勉強系ゲームとして、オインクゲームズの『テラリンピック』、タンサンファブリークの『ことバトル』、居椿善久氏(サイ企画)の『ククロボ』と『ごい夢中』を収録。地理、国語、算数が楽しく学べる。
収録されたゲームのほかにも、テーマに沿った市販のボードゲームを紹介するコーナーが充実。vol.1では協力系ゲームとして『スコットランドヤード東京』『花火』、簡単パーティゲームとして『インカの黄金』『心臓発作にならないための10の方法』、ブラフゲームとして『チャオチャオ』『レジスタンス:アヴァロン』など、vol.2ではコトバで遊ぶゲームとして『ディクシット』『京大・東田式 頭がよくなる漢字ゲーム』、数字で遊ぶゲームとして『ドメモ』『ラミィキューブ』、社会&理科で遊ぶゲームとして『ファウナ』『タイムライン』、お絵描きで遊ぶゲーム
として『テレストレーション』『ピックス』などを紹介する。初めての方でも手軽に遊べるオリジナルゲームから、よりディープな世界へと誘う内容となっている。
・アナログゲームが手軽に楽しめる!! ”遊べるBOOK”シリーズ
プフェファークーヘル2014に『イスタンブール』
今年度の新作ゲームの人気を占う「プフェファークーヘル(Pfefferkuchel)」の結果が、ドイツのボードゲーム情報サイト・シュピールボックスにて発表された。
「プフェファークーヘル」は、復活祭の休日を利用して約300名の参加者がホテルに集まり、1週間ボードゲームを遊ぶイベント。参加者は気に入ったゲームを3つまで挙げ、これに上から3,2,1点として集計している。過去10回中9回で、3位以内に入ったゲームがドイツゲーム賞を受賞しており、予備投票に近いものとして注目される。
今年の一番人気は『イスタンブール』。商人が街を歩きまわって商売を行い、ルビーを集めるボードゲームで、日本でも一般発売されている。2位には昨年のエッセンで人気を集めた『ロシアンレールロード』、3位には日本発のカードゲーム『ラブレター』が入った。
10位以下は次の通り。今年もこの中の多くがドイツゲーム賞に入賞すると考えられ、また現在選考が行われているドイツ年間ゲーム大賞・ドイツ年間エキスパートゲーム大賞へのノミネートも期待される。
【プフェファークーヘル2014】
1位:イスタンブール(Istanbul)181点 ニ
2位:ロシアンレールロード(Russian Railroads)159点
3位:ラブレター(Love Letter)73点
4位:ルイス・クラーク探検隊(Lewis & Clark)67点 ニ
5位:スカルキング(Skull King)65点 ニ
6位:ロココの仕立屋(Rokoko)64点
6位:宝石の煌き(Splendor)64点 ニ
8位:キャメルアップ(Camel Up)45点 ニ
9位:コンコルディア(Concordia)44点
10位:炭鉱讃歌(Glück Auf)41点
(ニ…ニュルンベルク国際玩具市2014の新作)
・spielbox-online:Istanbul gewinnt Pfefferkuchel 2014