ニュルンベルク’15新作情報:シュミットシュピーレ
★ウィーン(Vienna)
J.シュミダウアー・ケーニヒ作、3~5人用、10歳以上、30分。
19世紀のウィーンでは、できることの多さに驚きます。やがて重要な問題にぶつかります。自分のダイスをどこに置けば、最後に一番得点ができるか? 手っ取り早くお金を得るか、長期の後援者を獲得したほうがよいか? この選択にはもちろん、ほかのプレイヤーの計画と、ダイス運も加味されます。抜け目なく、見通しを立てて計画し、ダイスをうまく配置したプレイヤーが最後に勝ちます。
★バッド・バニー(Bad Bunnies)
J.ゼメ作、2~6人用、8歳以上、20分。
スピーディーなカードゲームで、前のプレイヤーが、次にプレイされるウサギカードの数字を上げるか下げるか指定します。例えば4を出して「下」といえば、次のプレイヤーは3以下を出さなければなりません。戦術のうまさと、少しの運でほかのプレイヤーを追い込みましょう。出せなくなったらジョーカー(7に戻す)でしのぎます。ジョーカーがあればいいのですが、なければ脱落となります。でも次のラウンドにはきっとお返しが待っているでしょう。
★クワークル・カード(Qwirkle Cards)
M.ロス作、2~4人用、8歳以上、20分。
ドイツ年間ゲーム大賞受賞作のカードゲーム版。コンパクトになって持ち運びやすくなりました。同じ色のシンボル6種類か、全て違う色のシンボル1種類でクワークルになります。ただしカードはたった1列に並べ、ほかの誰でも出すことができます。カードの並び替えができるので、クワークルを目指しましょう。ほかのプレイヤーが邪魔してくることもあります。
ニュルンベルク’15新作情報:アバクスシュピーレ
★カカオ(Cacao)
P.ウォーカー=ハーディング作、2~4人用、8歳以上、45分。
このゲームはプレイヤーを「神々の果実」のエキゾチックな世界に誘います。部族長となり、カカオ取引によって自分の部族に名声と幸せをもたらすことを目指します。ワーカータイルをうまく配置し、神々の力を駆使すれば、富がもたらされるでしょう。シンプルなルールと短いプレイ時間で楽しめるファミリー向け配置ゲームです。
手番にはワーカータイルを配置し、隙間が埋まるようにジャングルタイルを置きます。そしてワーカータイルのワーカーで、隣接するジャングルタイルのアクションを行います。隣接していれば、ほかのプレイヤーもアクションを行えるところが特徴です。アクションはカカオを収穫したり、収穫したカカオを換金したり、水を手に入れたりします。最後は所持金で勝敗を決めます。
★マンモズ(MammuZ)
N.パガゾフ作、3~7人用、7歳以上、20分。
氷河時代にようこそ。サーベルタイガーやマンモス、恐竜を探しに行きます。自分の手札をできるだけ早くなくさなければなりません。いくらでもインチキをできますが、捕まらないようにしましょう。
手番には手札を1~4枚裏にして出し、どの動物をいくつか言います。ウソを付くこともできます。次の人は同じ動物で数字を上げるか、前のプレイヤーにダウトをかけます。ダウトをかけるときは前のプレイヤーが出したカードを1枚だけめくってチェックします。そのとき恐竜カードが出ると、カードを配り直したりリセットしたりといった効果が発生します。うまく罠にはめられるか、逆に自ら墓穴を掘ってしまうのか、相手がカードをめくるまで分かりません。さらに、手札に動物の種類がなくなると、そのことを示すカードを取らなければならず、ウソをつきづらくなっていきます。
★ジャンボ・カンパニー(Jumbo & Co)
D.ヴェント作、3~6人用、8歳以上、15分。
イヌ、ネコ、ネズミ、そしてゾウ。各プレイヤーは、次のものを手に入れることを目指します。しかし獲物が大きすぎると、自らが捕まってしまうことが多いでしょう。楽しいカードのハンティングは病みつきになります。
一斉にカードを出し、イヌを出した人はネコ、ネコを出した人はネズミ、ネズミを出した人はゾウ、ゾウを出した人はイヌのカードを取ります。ほかの人も同じカードを出していれば、取れるのは数字の大きい方です。一番大きい数字がバッティングすると、次点の人に権利が移ります。こうして獲得したカードの得点合計を競います。