『枯山水』テレビニュース番組で次々と
『枯山水』が3月4日(水)に朝日新聞で取り上げられてから(TGiWニュース)、テレビのニュース番組でも次々と取り上げられている。
まずは3月5日(木)放送の日本テレビ「ZIP!」にて、「きいワード」コーナーに登場。
ついにZIPで枯山水が取り上げられたぞ pic.twitter.com/LhN1Z7MobU
— リュウレイ@Titan鯖 (@liulibell) 2015, 3月 4
3月6日(金)にはテレビ朝日「モーニングバード」で取り上げられることになり、高円寺のボードゲーム専門店すごろくやに取材が入ったが結局放映されなかった。
代わって3月8日(日)、放送のテレビ朝日「報道ステーションSUNDAY」にて、『枯山水』が取り上げられた。朝日新聞デジタルとの共同で行われている「注目ニュースランキング」で4位。先週に朝日新聞に掲載された記事のアクセスが伸び、この順位となった。三鷹のボードゲーム専門店テンデイズゲームズのタナカマ店長がインタビューに答えている。
・TVでた蔵:4位 渋すぎるボードゲーム「枯山水」ヒット
当然のニュース順位。#報道ステーションSUNDAY pic.twitter.com/8QK9r4EBX0
— TTB#3/1ゲムマ大阪お疲れ様でした (@TTB1997) 2015, 3月 8
また、3月10日(火)放送のTBS「Nスタ」でも『枯山水』が取り上げられた。「日刊3コマニュース」コーナーにて紹介され、川上和久氏が「ぜったいにはまる」、宮田佳代子氏は「こういうのも良い」とスタジオコメントした。
・TVでた蔵:枯山水
Nスタで枯山水 pic.twitter.com/CBGNis8KxQ
— Fg(えふじ)@インストのおにいさん (@Fg1226) 2015, 3月 10
ほぼ毎日、各テレビ局で取り上げられている『枯山水』。製造元のNew Games Orderでは石のコマをひとつひとつ塗装しているため製造に時間がかかり、急激な需要に供給が追い付いていないが、毎月150セットの製造を先月は2倍に増やして対応しているとのこと。落ち着いて待つべし。
追記:3月14日(土)放送のフジテレビ「めざましどようび」でも取り上げられた。渋谷のゲームカフェJELLY JELLYで高見侑里アナウンサーが実際にプレイし、その出来栄えを東京農業大学の服部教授に見てもらっている。「新しい庭づくりやガーデニングのいい教材になるかもしれない」と教授。これで日テレ、テレ朝、TBS、フジと4局で紹介されたことになる。
星の王子さまボードゲーム(The Little Prince)
意地悪ばかりのダメな星
サン=テグジュペリの有名な文学作品をもとにしたタイル配置ゲーム。『星の王子さま』は1978年に日本でアニメ放送されていたこともあり、懐かしい人も多いだろう。火山、バオバブ、バラといった物語中に登場するアイテムが、おなじみの癒されるイラストで描かれている。
16枚のタイルを並べ、それぞれ1つずつ惑星を作るというのがゲームの内容。どのアイテムが何点になるかというタイルがあり、得点が多くなるよう、指示されたアイテムがたくさん付いたタイルを取ったり、逆に自分の惑星に多くあるアイテムに合わせて得点タイルを選んだりする。
癒しのイラストとは裏腹に、ゲームはシビアなドラフト方式で進む。人数分のタイルを並べ、取った人が次に取る人を指名する。最後に取る人は1枚しか残っていないので選ぶことができない。火山は一番多い人が失点、バオバブは3枚になるとタイルが裏返ってしまうので、押し付け合戦が始まる。「このタイルは○○さんに取ってもらいましょうね」「そうしましょう」「分かりましたわ」「ひえ~!」
最後に選んだ人が、また人数分のタイルをめくり、自分から1枚取って次に取る人を指名する。こうして各自16枚のタイルが並んだ時点でゲーム終了。得点計算をして多い人が勝ち。
バオバブが大量得点になるタイルを取ればバオバブを押し付けられて裏返しになってしまい、バラが少なければ少ない人得点が高いタイルを取ればバラが回ってくる。次に取る人を指名できるというルールによって、結託してトップをはめられるのが見かけとは裏腹に意地悪なゲーム。不毛の惑星を見て、意地悪し合うのはよくないことを悟る。もちろん、得点が高くなるタイルをお互いに渡しあって、お互いに素晴らしい惑星を作ることも可能だ。3人プレイで20分ほど。2ゲーム続けて遊んで、鴉さんが目立たないように得点を重ねて1位。
The Little Prince
A.ボザ/ルドノート(2012年)・ホビージャパン(2013年)
2~5人用/8歳以上/25分