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グループSNE、オリジナルゲームを募集

グループSNEは現在、オリジナルボードゲーム・カードゲームの募集を行っている。6月30日まで。優秀作は2016年中にグループSNE/cosaicから製品化される。
近年、海外ゲームの日本語版とともに、『ゴーストハンター13 タイルゲーム』『コクーン・ワールド ザ・ボードゲーム』といったオリジナル作品を発表しているグループSNEとcosaicが、ついに一般公募をスタートさせた。条件は、内容物とルールブックがあってプレイ可能な状態であること、未発表であること、そして「これまでの分野作品風ではなく、斬新なもの」。
製品化された場合の報酬・印税は、完成度によって販売価格の3~10%または、30万円以上とのこと。アイデアを温めている作品があれば、この機会に応募してみてはいかが。
これと同時に、デザイン、DTP、翻訳、営業・物流に携わる社員募集も行われている。詳しくは下記のリンクにて。
公募から製品化されたボードゲームとして、今年話題の『枯山水』がある。『枯山水』は、テンデイズゲームズとニューゲームズオーダーが主催する東京ドイツゲーム賞で大賞に選ばれ、ブレイクした(TGiWニュース)。すぐれたボードゲームデザイナーが日本国内に生まれてきている今日、今回の公募からどのような作品が生まれるか、大いに期待される。
グループSNE:オリジナルボード/カードゲーム大募集! ゲーム制作・流通の即戦力も急募!

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『ブラックストーリーズ』、角川から小説化

カードゲーム『ブラックストーリーズ』を小説化した『ブラックミステリーズ 12の黒い謎をめぐる219の質問』が4月25日、角川書店より発売された。安田均監修、河野裕、友野詳、秋口ぎぐる、柘植めぐみ著、600円(税別)。
グループSNE/cosaicからすでにシリーズ4作品が日本語化されている『ブラックストーリーズ』。1人が謎の事件を伝え、その真相を質問で当てるパーティーゲームだ。今回の作品は「熱烈なキスを交わした結果、ふたりは二度と出会えなくなった」「のろまを見捨てたために、彼女の出費は倍増した」など、12の謎めいたユニークなシチュエーションが登場。ある館に呼ばれた運転手、投資家、詩人、船長という4人のゲストたちがお互いに出題しあって謎を解いていく。
12話はそれぞれ前半が質疑を行っている会話からなり、後半は真相究明で小説仕立てとなっている。ミステリ心をくすぐる仕掛けと、ユーモアが満載の作品で、登場人物のなりきって読み進められるだろう。『ブラックストーリーズ』ファンだけでなく、ショートショートやミステリが好きな方にも。
4人の著者が4人のゲストを担当し、実際にゲーム形式で遊んでから分担執筆しており、著者ごとのカラーの違いも楽しむことができる。
グループSNE:著者インタビュー