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シュピール15:参加者162,000人で新記録

10月7日から4日間、ドイツ・エッセンにて行われたボードゲームメッセ「シュピール」は、昨年の16万人を超える16万2000人が参加し、参加者記録を更新した。
昨年から、展示ホール面積は9%増の63,000㎡、出展者は78増の910団体(41か国)、新作は150タイトル増の1000タイトルと、いずれも過去最高に達した。初日から多くの参加者が詰めかけ、20分早く開場しなければならないほど。また土曜日に行われたカタンのギネス記録挑戦には25か国から1,040人が参加するなど、記録づくめの年となった。
ドイツ・ボードゲーム出版社協会のH.フッター代表は次のように述べる。「シュピール15は大きな成功を収めました。全ての出版社の多方面のアクションにより参加者は楽しみ、各ブースの行列は各出版社の面白い新作への大きな期待を示しています。出店社から購入・注文しようと熱気に包まれました。ボードゲームを好きになり、欲しがる人はどんどん増えています。これから数週間は、メッセで展示されたボードゲームがきっと愛好者やショップで大きな話題となり、もっとたくさんの人がボードゲームで素晴らしいひと時を過ごすことになるでしょう。当日参加した何百人ものデザイナーにより、メッセの期間中に展示された試作品は、このジャンルがいかに創造的かを示し、2016年がまた素晴らしい年になることを約束してくれるでしょう。」
次回のシュピール’16は2016年10月13日(木)から16日(日)まで。

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第10回カルカソンヌ世界選手権、望月隆史氏準優勝

10月11日、ドイツのエッセンで行われているメッセ「シュピール」にて、第10回カルカソンヌ世界選手権が開催され、昨年世界チャンピオンの望月隆史氏が準優勝に輝いた。
世界31カ国の代表と、昨年のチャンピオンが参加。日本からは今年の日本選手権優勝者である根岸丈氏と、昨年のチャンピオンとして望月隆史氏の2人が参加した。日本選手権と同様に2人対戦で予選を6ゲーム行い、勝ち数で上位4人が準決勝に進出するレギュレーションである。
予選を通過したのは日本、ギリシャ、オランダ、ブラジル代表という顔ぶれ。望月氏は第9回、ギリシャ代表のP.リツァルドプロス氏は第8回、オランダ代表のE.ブルテン氏は第6回に優勝しており、4人中3人が世界チャンピオンという顔ぶれとなった。
望月氏は予選を2位で通過し、準決勝ではブラジル代表を破って決勝に進出した。決勝は昨年と同じくP.リツァルドプロス氏との対決となり、101対97と僅差で敗れた。根岸丈氏は残念ながら予選敗退。
会場では、もはや定番となったカルカソンヌデザインの着物姿をまとったメビウスママさんをはじめ、多くの日本人が集まり、声援を送っていた。