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『ゲームオブトレイン』日本語版、5月13日発売

ジーピーは5月13日、数字を並べ替えカードゲーム『ゲームオブトレイン(Game of Trains)』日本語版を発売する。A.コンノフ、A.パルツセフ、A.シクリヤロフ作、2~4人用、8歳以上、30分、1800円(税別)。5月5日のゲームマーケットでは1500円で先行販売される。
オリジナルはバルト三国の出版社であるブレインゲームズから2015年に発売された作品。ロシア人の3人組がゲームをデザインしている。今年になってポーランド、ドイツでも発売され、アバクスシュピーレ(ドイツ)を扱うようになったジーピーが日本語版を制作した。カタンシリーズの日本語版で知られるジーピーが、カタンシリーズ以外の日本語版を制作するのは初めて。
到着する貨物列車を順番に並べ替えるゲーム。はじめは降順に並んでいるが、これを山札から引いたカードと交換したり、カードの特殊能力を使ったりして昇順に並べ替えていく。特殊能力には交換、移動、ほかプレイヤーのカードの除去などがあり、並べ替えは一筋縄ではいかない。最初に正しい順番に並べ替えられたプレイヤーが勝者となる。
運の要素と、その運をコントロールする戦術性、ほかプレイヤーとのインタラクションが楽しめるライトなカードゲームだ。

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『トイレ我慢カードゲーム モレール』5月24日発売

スモール出版は5月24日、『トイレ我慢カードゲームモレール』を発売する。デザイン・のーべー、イラスト・ニイルセン、3~6人用、8歳以上、30分、2400円(税別)。5月5日のゲームマーケット2016春で先行販売され、購入者にはプロモカード「敗者」がプレゼントされる。
ゲームマーケット2003でKing’s Courtから頒布され、8分で完売した伝説の同人ゲームが、イラストも新たにまさかの商品化。『ボードゲームカタログ』などのボードゲーム関連書籍を出版しているスモール出版が初めて手掛けるゲームだ。同社から出版された拙著『ボードゲームワールド』で「クソゲーもといトイレゲーム」で3位に挙げられたのがきっかけだったという。
トイレに行きたい。でもトイレがない! 人間の尊厳をかけたカウントアップ系のカードゲーム。1枚ずつカードを出して数を増やし、規定数以上にしてしまったプレイヤーはステータスカードを減らしておもらしに近づく。こうしてステータスが0になったプレイヤーがもらして敗北となる。
カードの中にはリバースやスキップのほか、ダイスを振って回復したり手札を交換したりするものもある。ステータスカードには「はよ、トイレに行きたい」「ほあああああああ!もれる~~」などのセリフが書いてあり、それを読むことで否応なく盛り上がるだろう。
スモール出版では同日、草場純氏の新刊書籍『遊びの宝箱』(1500円税別)も発売される。あわせて求めよう。
セット内容:モレールカード76枚、ステータスカード24枚、チェックカード2枚、ダイス2個、説明書1枚