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キリスト新聞社が宗教改革500周年ゲームコンテスト開催

『バイブルハンター』をはじめとする聖書コレクションシリーズをリリースしているキリスト新聞社(東京・新宿)は、来年迎える宗教改革500周年を記念するボードゲーム・カードゲームのコンテストを開催する。来年3月13日(月)〆切。
今年のシュピール’16ですでにツォッホ社などから数点発売されている宗教改革500周年ボードゲーム。創作ゲーム熱が高まる日本でも、独自にこのテーマのボードゲームを募集することになった。
テーマは宗教改革、またはその周辺(教皇レオ10世による免罪符発行、騎士戦争、ドイツ農民戦争、シュマルカルデン戦争)。未発表の作品に限る。応募はコンポーネント(グラフィックは未完成も可)・ルール・応募用紙をキリスト新聞社に送るか、12月か3月のゲームマーケットで聖書コレクションブースに持ち込む。
応募作の中から優秀作品1点が製品化され、来年5月に発売される。応募用紙のダウンロードなど、詳しくはキリスト新聞社のウェブサイトにて。
聖書コレクション:新たなる「改革者」の降臨を待望する。
宗教改革500周年コンテスト

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山陰地方の林業と製鉄業を描く『たたらばと森』、12月上旬発売

ホビージャパンは12月上旬、山陰地方の林業と製鉄業をテーマにしたボードゲーム『たたらばと森』を発売する。デザイン・吉岡英俊・華乃子(たなごころ)、イラスト・ながらりょうこ、2~4人用、10歳以上、30~50分、5000円(税別)。
大阪の同人サークル「たなごころ」が制作した作品。試作品はゲームマーケット2016神戸で出展され、木製コマをふんだんに使ったコンポーネントが注目を集めていた。輸入ゲームをメインに扱っているホビージャパンから、同人ゲームが一般発売されるのは珍しい。
「たたらば」とは、たたら(踏みふいごで製鉄する炉)を用いて製鉄を行う場所。プレイヤーは奥出雲でたたら製鉄を生業とする一族の頭領となり、たたらを永代たたらに改築することを目指す。燃料としてたくさんの木炭を確保するため、森を維持管理しなければならない。プレイヤーの行動次第で、森は人の手の行き届いた扱いやすい森にも、人には扱いづらい森にもなる。
自分の手番には、空いているマスへ木のコマを置く「植林」か、ボード上に既にある木のコマの効果を得る「伐採」アクションを行う。木にはいくつかの種類があり、「植林」をして成長するスピードや、「伐採」で得られる効果が異なる。ラウンドの終了時に「遷移札の公開」フェイズで植林した木がランダムに成長。森の成長と遷移を予測して、「植林」と「伐採」のバランスを調整する計画性が試される。
日本のローカルなテーマ、箱庭感覚で楽しめるゲームシステムと豪華コンポーネント、毎回ランダムに変わるモジュラーボードで楽しめる作品だ。
ゲーム内容:ボード6枚、1銭チップ16枚、5銭チップ8枚、1建材チップ16枚、5建材チップ8枚、足マーカー16枚、遷移札13枚、プレイヤーコマ4個、アカマツのコマ8個、クヌギのコマ8個、スギのコマ8個、ブナのコマ8個、カシのコマ18個、たたらコマ8個、永代たたらコマ4個、スタートプレイヤーマーカー1個
たなごころ:たたらばと森
ホビージャパン:たたらばと森