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島を巡って投資!『遥かなる喜望峰 -航海の時代-』9月13日発売

thecapeofgoodhope.jpgアークライトは9月13日、スイッチゲームズのレーベルで『遥かなる喜望峰 -航海の時代-』を発売する。ゲームデザイン・A.I.Lab.遊、イラスト・赤瀬よぐ、グラフィック・小宮山佳太(ワンドロー)、2~5人用、10歳以上、プレイ人数×10分、3500円(税別)。
ゲームマーケット2015大阪で発表され、高い評価を得て再版が重ねられている作品を、拡張セットを加えてリニューアル。プレイヤーは七つの海を股にかける商人となり、さまざまな島をめぐりながら収入と投資を繰り返し、勝利点を競う。
手番には自分の船を進行方向に次の島に移動させ、そこから収入を得た後、コストを払って投資する。投資しておくと、次にまたその島に来たときに収入が増えるという拡大再生産のゲームだ。最後は島ごとに投資チップの多いプレイヤーが勝利点を得るが、勝利点の多い島は収入が少なく、収入が多い島は勝利点が少ないというジレンマがある。ほかのプレイヤーの動向を見て、上陸する島を選ばなければならない。
2016年に発表された拡張セット『王家の書簡』も収録し、さらに、新しい拡張ルール「海賊」「長崎」も収録している。イラストは当サイトで『ボドゲde遊ぶよ!!』を連載中の赤瀬よぐ氏、グラフィックは『セイムワン!』を手がけた小宮山佳太氏が担当し、船コマも豪華帆船となって生まれ変わった新版だ。
内容物:母港カード(直径80mm)3枚、港カード(120×80mm)24枚、契約カード(63×44mm)15枚、書簡カード(63×44mm)9枚、船コマ6個(1つは海賊コマ)、ついたて5枚、投資チップ40枚、資源トークン75個、貨幣チップ40枚、勝利点チップ28枚、スタートプレイヤーマーカー1個、ルールブック1冊
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ローゼンベルクのパズル三部作ラスト『スプリングメドウ・春の草原』日本語版、9月中旬発売

springmeadowJ.jpgホビージャパンは9月中旬、『スプリングメドウ・春の草原(Spring Meadow)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・U.ローゼンベルク、イラスト・A.ベークホフ、1~4人用、10歳以上、15分×プレイヤー人数、5600円(税別)。
ベルリンのボードゲームカフェ「シュピールヴィーゼ」がプロデュースしてきたローゼンベルクのパズルゲーム三部作のラストを飾る作品。色とりどりの花壇を作る『コテージガーデン』、秋の野山を散策する『インディアンサマー』に続いて、雪解けの山をハイキングする箱庭系のパズルゲームだ。
手番には中央の場からテトリス状の草原タイルを1枚選び、はじめは雪だらけの自分の山地ボードに配置する。テトリスのように、手前からできるだけ隙間を作らずにタイルを配置して、得点計算では完全に埋まった列が得点になる。こうして雪のない草原をできるだけ遠くまでハイキングすることを目指す。
草原タイルにはところどころ穴が空いており、山地ボードに印刷された巣穴と合わせることで得点を増やせる。また、穴をつなげておくことで岩タイルが獲得でき、隙間に埋めることができる。一方、巣穴をタイルで塞いでしまうと、別の巣穴からマーモットが現れて得点を減らしてしまう。
中央の場に補充が必要になった時点で得点計算が発生し、得点の最も多いプレイヤーがハイキングバッジを受け取る。最初にハイキングバッジを2枚獲得したプレイヤーがゲームの勝者となる。一度ハイキングバッジを獲得すると、全ての巣穴からマーモットが現れて得点が減るので油断できない。
先の先を読んでタイルを選ぶ悩ましさはさらにレベルアップ。さらに雪の大地に次第に広がっていく草原と、巣穴をふさぐ可愛いマーモットがゲームを盛り上げる作品だ。
内容物 ゲームボード1枚、山地ボード4枚、草原タイル100枚、岩タイル2枚、道標1個、コンパスマーカー1個、マーモットディスク25枚、食料/ハイキングバッジタイル5枚、ルールブック1冊ほか
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