Posted in 国内ニュース

日本のボードゲームシーンを伝える動画「ヒデンゲン」(2)

日本を題材とした映像をYoutubeで配信しているアルシペルは22日、日本のボードゲームシーンをテーマとしたシリーズ「ヒデンゲン」のエピソード2を開始した。グラフィック&ゲームデザイナーのYACOYON氏が案内人となって、日本のアナログゲーム業界の人物を紹介していく。日英対応で、随所に都内の美しい風景が挿入され、海外にもアピールする内容となっている。
第2回はボードゲームメーカー。テンデイズゲームズの田中誠氏、オインクゲームズの佐々木隼氏、アークライトゲームズの福本皇祐氏がそれぞれの立場でボードゲーム製作の近年の変化やゲームマーケットなどについてインタビューに答えている。
日本のボードゲーム市場を「60億とか70億(円)あるか」と推測する福本氏は海外展開に言及する一方、佐々木氏はブームが下火になったとしてもファンを念頭に「やり方を変えずに淡々と作っていく」と話し、田中氏は海外で話題になっている作品を紹介して、「日本は、ボードゲームを遊ぶっていうことでいえばすごく恵まれているなって思ってほしい」というように、方向性は三者三様ながら輝いた目の中に、今後の日本のボードゲームシーンへの期待も膨らむ。

Posted in 国産新作ゲーム

『街コロ』がレガシーに! 今春発売予定

『街コロ』の英語版を扱うパンダザウルスゲームズ(アメリカ)が今春、『街コロ・レガシー(Machi Koro Legacy)』を発売することを明らかにし、プレオーダーを受け付けている。デザイナーは『街コロ』の菅沼正夫氏のほか、『パンデミック・レガシー』や『ベトレイアル・レガシー』を手がけたR.ダヴィオー氏とJRハニーカット氏が名を連ね、本格的なレガシーゲームになる模様だ。
レガシーシステムは、ゲーム中のプレイヤーの選択やゲームの結果によってカードを破ったりシールを貼ったりするなど、コンポーネントを不可逆的に加工し、次の内容が変化するゲーム。新品を買い直さない限り、基本的に一度しか遊ぶことができず、ネタバレ禁止になっていることも多い。
『街コロ・レガシー』では、ダイスを振って収入を得、建物を建てるところまでは同じだが、何かを開放したり、何かで最初から収入を得たり、何かを探索して何かと何かを選択したり、次のゲームで何かを準備したりといった新しい要素が加わる。これらについて詳細は明らかになっていない。
価格が49.95ドルと大箱サイズ。ストーリーはヤポンブランドでも活躍するゲームライターの健部伸明氏、イラストは『街コロ』と同じ堀田昇氏が担当。日本テーマを全面に出したものになる模様だ。日本語版はまだ発表されていないが、楽しみにして待ちたい。
Pandasaurus Games: Machi Koro Legacy