アークライトは8月29日、『ルート ~はるけき森のどうぶつ戦記~(Root)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・C.ウェールレ、イラスト・K.フェリン、2~4人用、10歳以上、60~90分、8000円(税別)。
オリジナルはレダーゲームズ(アメリカ)から2018年に発売された作品。今年4月に発表されたゴールデンギーク賞2018、6月に発表されたオリジンズ賞2019でどちらも大賞を受賞するなど、英語圏のボードゲーム愛好者から高い評価を受けている。スタートの配置もアクションも、さらにはゲーム目的まで異なる4種族が勝利点を競う非対称ゲームだ。
森を制圧しその資源をわがものにしようとする「猫野侯国」、口うるさい宮廷を制しつつ森林の支配権を取り戻そうとする「鷲巣王朝」、支援者を集め反乱を起こし現体制を打倒せんとする「森林連合」、他の派閥との同盟と敵対の中で富と名声を得る道を探す「放浪部族」が登場。
はじめ盤上には「猫野侯国」の勢力が広がっているが、「鷲巣王朝」がゲームが進むにつれて徐々に勢力を広げ、さらに第三陣営の「森林連合」があちこちでゲリラ戦を展開する。その裏で「放浪部族」がアイテムを集め、クエストを達成する。それぞれ勝利点になるものが異なり、先に30勝利点を獲得したプレイヤーが勝者となる。
担当する派閥によって、実行するアクションから勝利点の獲得方法まで異なるルールで動くさまは、あたかも4つのゲームを同時に進行しているかのよう。場面場面で戦争を仕掛けたり協力したりして、この大森林を支配するのはどの陣営か?
内容物:入門ルールブック1冊、根の法典1冊、練習シート1枚、練習カード4枚、派閥ボード4枚、猫野侯国兵士コマ25個、鷲巣王国兵士コマ20個、森林連合兵士コマ10個、放浪者コマ1個、ダイス2個、カード類94枚、マーカー類19個、タイル類55枚、トークン類19個、ゲーム盤1枚、内容物一覧1枚(※カードサイズ63mm×88mm)