2~6人までプレイ可能に『ボトルインプ ~びんの悪魔~』日本語版、6月下旬発売
ホビージャパンは6月下旬、『ボトルインプ ~びんの悪魔~(Bottle Imp)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:G.コルネット、イラスト:M.モリン、2~6人用、10歳以上、15~30分、2200円(税込)。
オリジナルは1995年、スコットランドの小説家スティーブンソンによる同名の短編小説をテーマにしてバンブス・シュピーレ(ドイツ)から発売された作品。ラウタペリト社(フィンランド)に基づく日本語版が数寄ゲームズから2017年に発売されている。マタゴー社(フランス)に基づく今回の日本語版は2人用ルール、チーム戦ルールが追加された。
手番の人から1枚ずつカードを出し、数の一番多い人が得点。ただし、壺の値段より低いカードを出せば、壺を受け取って勝つことができる。こうして壺は値段を下げながらプレイヤー間を行き来し、最後にもっていた人にはマイナス点のペナルティーが待っている。便利な壺も、最後は押し付け合い。壺の悪魔が笑いかけるのは誰か。
個人戦は2~6人(5~6人で壺を2つ使用)、2人1組で得点を共有するチーム戦は4~6人でプレイできる。
内容物 カード55枚、早見表カード6枚、ボトル2本、ルールブック1冊
シンソクキネマ(Shinsoku Cinema)
ヘンテコ映画ポスター
透明カードと背景カードを組み合わせてお題に合った映画ポスターをいくつか作り、他プレイヤーに正しい組み合わせを当ててもらう協力ゲーム。『ソクラテスラ』『サメマゲドン』『オボンダービー』などをリリースしてきたAzb.Studioによるゲームマーケット2024春の新作で、よく遊んでいる。
手札に透明カードをもち、場札に背景カードを並べてスタート。手番にはお題カードを引いて、「胸がときめく映画」「曲だけはいい映画」などのお題に合った映画ポスターを作る。これを繰り返して3~4つの映画ポスターを作ったらシャッフルして順番に発表。どの映画ポスターがどのお題カードだったかを当ててもらう。
見事全問正解したらアカデミー賞受賞などの透明カードを付け加えて1点。2ラウンドで規定点達成すれば全員の勝利となる(なおこれまで勝利したことは1度もない)。
お題カードの方向性が重なっているとどうしても似たような映画になりがち。そこで皆に伝わるポイントをどこに仕掛けておくか、それをうまく読み取れるかがポイントとなる。みんなで相談しているときの会話がたまらなく楽しい。笑える映画が次々できるが、当ててもらうという目標を忘れてはいけない。
シンソクキネマ 〜合体映画上映祭〜
Azb.Studio
2~6人用/10歳以上/10~15分
シンソクキネマ 〜合体映画上映祭〜(https://t.co/SYttoDc6s6 / 2024)
手札と場札がお題カードにうまく合っていなくても、伝わる手がかりを作るコツがわかってきたような気がする。当てる方の議論も楽しく、ネタゲーではない面白さがあるが、相変わらず吹き出すような作品が登場するのも魅力 pic.twitter.com/KwKlcaO5KV— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) May 13, 2024
シンソクキネマ(Shinsoku Cinema / https://t.co/SYttoDcEhE, 2024)
背景40✕透明40枚で1600通りできるので遊び飽きない。正解率があまり高くない分、正解するととても嬉しいのも、また遊びたくなる要素だ pic.twitter.com/T9gBDdr3aC— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) June 2, 2024