目測でルート作成『シルクロードアドベンチャー』5月17日発売
スタジオムンディは5月17日、『シルクロードアドベンチャー』を発売する。ゲームデザイン:Osami Okano、1~4人用、8歳以上、30分、4950円(税込)。ゲームマーケット2024春に先行販売される。
だいたいの位置しか分からない特産品を目測して、2分間の間に特産品をできるだけ多く通れるようにルートタイルをつなげるタイル配置ゲーム。
全員同時に3種類のルートタイルで2つの都市をつなぐ。時間になったら透明の解答シートをボードに重ね、ルート上にどれくらい特産品があるかで得点。ほかにも最速、最長ボーナスがあり、4ラウンドの合計点数を競う。
通ってはいけないマイナスの特産品がある上に、ラウンドが進むごとに特産品の数が多くなって難易度がアップ。得点(失点)を2倍にするボーナスタイルで得点を稼ごう。位置を想像力しながら、スピーディーにルートをつなげるパズル思考が問われる。
内容物:プレイボード 4枚、市場ボード 1枚、交易カード 15枚、特産品マップ 24枚、解答シート 24枚、ルートタイル 87枚、特産品タイル 6枚、木製マーカー 12個、砂時計 1個、説明書 1部
鉄道延伸と株式取得『ルソンレイルズ』日本語版、5月24日発売
サニーバードは5月24日、『ルソンレイルズ(Luzon Rails)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:R.デイヴィッド、イラスト:別府さい、1~5人用、12歳以上、45~90分、6380円(税込)。ゲームマーケット2024春にて先行販売される。
アイルランドのゲームデザイナーが2021年にキックスターターで自費出版していた鉄道ゲームを、別府さい氏のアートワークでリメイク。フィリピン最大のルソン島で、投資家となって険しい山脈と湿地帯にキューブで鉄道網を築き、株式配当で利益を上げるキューブ式鉄道ゲーム。
各会社の初期株式とスタート地点のオークションを行ってからゲームを始める、手番ではカードを1枚プレイしてアクションを実行するが、使うカードは手札だけでなく、7枚あるゲームボード脇の共通の場にあるものも使える。アクションは株式のオークション、株式を持っている鉄道の延伸、鉄道会社への助成、街の発展の4種類。
共通の場のカードがなくなったらラウンド終了となり、配当による収入がある。そのため手札で自分が株主になっている鉄道会社の価値を上げつつ、どこで場のカードを使ってラウンドを終わらせるかどうかの駆け引きが生まれる。
内陸都市は沿岸都市から接続すると長期ボーナスをもたらし、マニラにつなげると1回限りの配当金が支払われる。南部半島では狭くなっており、複数の鉄道会社が入ると厳しい条件が課されるなど、地形の特性を踏まえての展開がカギ。6ラウンド終了または3つの鉄道会社の株式がなくなるか延伸や発展ができなくなったとき、所持金の最も多いプレイヤーが勝者となる。
1つの鉄道会社の株式を複数のプレイヤーがもつと協力関係も生まれ、より複雑な駆け引きが楽しめる。日本語版ではルソン島のほか、日本マップも付属する。