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協力して孤島を生き延びる『ロビンソン・クルーソー』日本語版、6月18日発売

RobinsonCrusoeJ.jpgアークライトゲームズは6月18日、『ロビンソン・クルーソー(Robinson Crusoe : Adventures on the Cursed Island)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・チェビチェク、イラスト・T.ベントコウスキほか、1~4人用、14歳以上、90~180分、7800円(税別)。

オリジナルはポータルゲームズ(ポーランド)から2012年に発売された作品。ゴールデンギーク賞で4部門にノミネートされ、テーマゲーム部門で優勝。国際ゲーマーズ賞でノミネート、スイスゲーマーズ賞に輝き、これまで12ヶ国語で発売された。今回の日本語版は、アートワークを一新した第4版(2016年)に基づいている。フリーゼの1人専用ゲーム『ロビンソン漂流記』とは別作品。
各プレイヤーは兵士、探検家、大工、料理人を担当し、手持ちのコマでさまざまなアクション(探検、狩猟、アイテム作成、資材の収集など)を行って危険に満ちた孤島での生存することを目指す。シナリオが7つ用意され、クリア条件を達成するにつれて、やがて海賊の宝や廃村、地下都市や呪われた神殿が発見されていく。

イベントカードがめくられ、さまざまな危機が襲いかかる中、各プレイヤーは議論してそれぞれのアクションを選ぶ。最後にアクションの成否やシナリオ・イベントの効果をダイスで決め、1ラウンド(1日)が終わる。シナリオに示されたクリア条件を達成したら全員の勝利、その前に規定日数が経過したり、誰か1人でも死んだりしたら全員の敗北となる。

多様なイベントとアクションで紡がれるナラティブなゲーム。島の新たなエリアを探検し、資材で新しいアイテムを作り出してゆくのは冒険心をくすぐる。ソロプレイにも対応しており、1シナリオずつじっくり取り組むのもよい。

内容物:専用ダイス 12個、コマ用シールシート 1枚、木材マーカー 18個以上、毛皮マーカー 7個以上、食料マーカー 12個以上、保存食マーカー 5個以上、その他の木製マーカー類 41個、プレイヤーアクションコマ 8個、中立アクションコマ 10個、島タイル 11枚、紙製トークン類 93個、イベントカード 73枚、秘密カード 52枚、難破船カード 3枚、冒険カード 90枚、フライデーカード 1枚、フライデーコマ 1個、犬カード 1枚、犬コマ 1個、発明カード 30枚、「キャンプ整頓」カード 1枚、初期装備カード 8枚、猛獣カード 16枚、ゲーム盤 1枚、シナリオシート 4枚、キャラクターシート 4枚、早見表 1枚、ルール説明書 1冊(※カードサイズ 44×68mm、58×88mm)

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(上の写真は英語版)

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北米を守る『パンデミック:ホットゾーン』日本語版、6月下旬発売

pandemic_hotzoneJ.jpgホビージャパンは6月下旬、『パンデミック:ホットゾーン』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.リーコック、イラスト・不明、2~4人用、8歳以上、30分、2600円(税別)。拡張セットではなく、単独でプレイできる。
病原体の感染拡大から北米を救う協力ゲーム。オリジナルは今夏、ズィーマンゲームズ(カナダ)から世界同時発売となる。新型コロナウィルスでアメリカが今最も感染者が多い国となっているが、『ホットゾーン』は発表時期がたまたま流行拡大と重なっただけで(むしろ感染者への配慮から発売を遅らせたとも)、開発は『チケットトゥライド:ニューヨーク』を参考にして2年前から進められてきたという。
高度な技術を持った医療研究チームとして、北米に発生した3種類の病原体による感染症を治療し拡大を防ぐ。基本的なゲームシステムは『パンデミック:新たなる試練』と同じだが、舞台を北中米カリブ地域に限定し、病原体を3種類に、プレイヤーの役割を4種類、調査基地はCDC本部のあるアトランタのみにしてコンパクトにエッセンスを体験できるようにした。「危機カード」を使って難易度を変更することも可能。
ご時世柄話題となっている『パンデミック』は60分を超える作品であるため、興味があっても遊べるか分からなかった人はこの新作を手に取ってみるとよいだろう。ズィーマンゲームズは「ホットゾーンシリーズ」と銘打っていることから、今後アメリカ以外のマップが発売されるかもしれない。
内容物:ゲームボード 1枚、役割カード 4枚、プレイヤーコマ 4個、調査基地 6個、マーカー類 5個、病原体コマ 48個、プレイヤーカード 38枚、感染カード 24枚ほか

(写真は英語版)