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フラフープ(Hula-Hoo!)

苦しい終盤の攻防 隣の人が要求する条件でカードを出して、最後まで生き残ることを目指すゲーム。『7人のマフィア(日本語版は七人の探偵)』に続くゼメとドライハーゼンのカードゲームで、小気味よいテンポで、フラフープ長回しの楽しさが味わえる。 各自、自分の前に5枚、手札に5枚、合計10枚のカードでスタート。…

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プロジェクトL(Project L)

完成させたピースでまた完成 多角形ピースを集めてパズルを完成させるゲーム。チェコのボードゲーム出版社がキックスターターで製品化したもので、日本語を含む多言語版が発売され、話題となっている。パズル要素、拡大再生産、ほどよい運の要素、適度なプレイ時間と、ユーロゲームらしさが光る作品。注目度が高く、品切れ…

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フォグサイト(Fogsite)

見破られるダンジョン 霧が立ち込める古代文明の遺跡を舞台に、1人の「遺跡役」と残りの「探検家」に分かれて戦う1対多ゲーム。ゲームマーケット2019春にSoLunerGから発売され、最後のゲームマーケット大賞を受賞。そして今年、透明シートなど遊びやすいコンポーネントでアークライト社から一般発売された…

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プラハ 王国の首都(Praga Caput Regni)

実質2,3択……のはずが 約1000年も続いた神聖ローマ帝国の首都がプラハに置かれた14世紀、プラハ城やカレル橋など、現代に残る建築物が次々と整備された。この頃の裕福な市民となって、建設で手柄を競う戦略ゲーム。チェコのボードゲームデザイナー・スヒィの作品で、先月のTwitterハッシュタグ「気分でボ…

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フィルシーリッチ(Filthy Rich)

看板の目が出たら超ラッキー! カードバインダーに看板カードを差し込んで、踏まれたときに入る収入で贅沢品を買い集めるゲーム。『マジック:ザ・ギャザリング』のガーフィールドの20年以上前の作品である。貧富の浮き沈みが激しい。 手番にはお金を支払って看板をカードバインダーに入れることができる。看板は1枚の…

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フォグサイト(Fogsite)

暗中模索のマッピング 濃霧に満ちた古代遺跡で、1人のガーディアンと複数の調査隊員が対決する1対多の探索ゲーム。敵どころか仲間まで見えない暗中模索で、同じ場所に集合することはできるか? ガーディアン役のプレイヤーが衝立の裏に5×5マスのダンジョンを作ってゲームは始まる。そのダンジョンの中で、各プレイヤ…

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ファインサンド/サンドキャッスル(Feiner Sand)

プレゼントで変わるデッキバランス 砂のお城を作って自分のデッキをいち早くなくす「デッキ解体ゲーム」。アークライトが7月に日本語版を出す予定となっているが、その前にゲームストア・バネストがゲームマーケットに合わせて原語版を取り扱ったのでプレイしてみた。 中央に自分の木製ディスクを出して手番を始め、終わ…

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ファクトリア(Factoria)

独りなら改良、一緒ならボーナス スチームパンクの世界で、「伝説の歯車」を買うために工場を動かすボードゲーム。『グラバー』で東京ドイツゲーム賞を受賞した赤瀬よぐ氏の作品で、ゲームマーケット2019大阪で発表された。拡大再生産のシステムに、プレイヤーの思惑が面白く交叉してくる。 プレイヤー人数分ある工場…

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ブリックス(Brikks)

回転エネルギー クニツィアの『フィット(Fits)』(2019年)をはじめ、テトリスをボードゲームに落とし込んだ作品は数多ある中で、昨年最注目のゲームデザイナー、ヴォルフガング・ヴァルシュ(オーストリア)がデザインしたテトリスゲーム。同氏がドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞した『ガンツシュンクレ…

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ブードゥープリンス(Voodoo Prince)

あと1トリックで寸止め トリックテイキングゲームは大好物で、ゲーム棚にはトリックテイキングコーナーもある。しかし傑作が多くて、新作の入り込む余地があまりないというのが実感。その中でクニツィア作ということで気になって遊んでみた。 親のプレイヤーが1枚手札を出して、時計回りにほかのプレイヤーも1枚ずつ手…