アークライトゲームズは来夏(2021年7月以降)、怪獣災害戦略ボードゲーム『ユグドラサス』を発売する。ゲームデザイン・林尚志(OKAZU Brand)、イラスト・開田裕治&中村豪志、2~4人用、12歳以上、120~240分(1日)、12800円(税別)。先行入手予約がクラウドファンディングサイトMakuakeで本日から受付中。
『ボルカルス』『レヴィアス』に続く、連作ボードゲームプロジェクト『KAIJU ON THE EARTH(カイジュウ・オン・ジ・アース)』第3弾。1stシーズン3部作のラストを飾る作品は、『横濱紳商伝』など重量級に定評のある林尚志氏がゲームデザインを務めた。拡大再生産による国家運営、難民の救助、怪獣の調査や討伐など、戦略的要素満載のカイジュウ・ワールド・ウォー・ゲーム。これまでの2作が協力ゲームだったのに対し、今度はプレイヤー同士の勝敗がある対戦ゲームとなっている。
驚くべき繁殖力で全世界を埋め尽くした超巨大ネットワーク植物怪獣「ユグドラサス」。
地球全土に張り巡らされた地下茎により、いつどこに獰猛な肉食植物ユグドラサスの「末端」が現れてもおかしくない……多くの地域でパニックが発生し、社会も経済も崩壊していくなか、国連は各国に残された生産力と軍事力を再編成し、ユグドラサスに対抗する超国家的掃討作戦「オペレーション・ラグナレク」を発動。地球のどこかに潜むはずのユグドラサス「本体」の発見と根絶が人類共通の目的となった。
この未曾有の危機を自国利益へと誘導すべく各大国の思惑が絡み合うなか、これまで幾度の怪獣災害を乗り越えてきた極東の島国、日本も選択を迫られる……
世界地図を模したマップ上に自国の軍隊コマを派遣し、難民救助や怪獣との戦闘など、多彩なミッションを遂行していく。怪獣との戦闘やミッションの成功はダイスで判定し、「ユグドラサス」を模した巨大ダイスタワーを用いる。
その他、大量のボード、カード、チップ、タイル、フィギュアとコンポーネントも充実で、プレイ時間は1日(慣れたら人数×60分)。まる1日かけて没頭できる内容の作品だ。
先行入手予約がクラウドファンディングサイトMakuakeで本日から12月14日まで行われている。PRカードとデザイナーズノート(PDF)が付いて送料・税込15,999円。このほか、限定メタルフィギュアも税込8,499円で入手できる。目標額100万円は『ボルカルス』『レヴィアス』のときと同様、開始後すぐに達成している。
内容物:マップボード 1枚、管理ボード 1枚、得点ボード 1枚、プレイヤーボード 4枚、国家ボード 5枚、怪獣ボード 4枚、サマリーシート 4枚、ミッションカード 75枚、作戦カード 56枚、施設カード 108枚、国家公約カード 57枚、怪獣出現地点カード 23枚、ボルカルスPRカード 1枚、レヴィアスPRカード 1枚、資金チップ 80枚、物資チップ 80枚、科学チップ 24枚、Y細胞チップ 32枚、アクションタイル 36枚、アクション拡張タイル 21枚、基本施設タイル 56枚、特殊施設タイル 28枚、矢印タイル 20枚、国家キューブ 24個、作戦キューブ 60個、拠点キューブ 60個、国家ディスク 8枚、怪獣ディスク 2枚、部隊ダイス 12個、秘密兵器ダイス 6個、ユグドラサス中枢体・蕾 1個、ユグドラサス中枢体・開花 1個、ユグドラサス本体 1個、陸軍 8個、海軍 8個、空軍 8個、難民 80個、ダイスタワー 1個、説明書 1冊、ダイスタワー組み立て説明書 1冊(カードサイズ:22×63mm)
(写真は試作版)