ホビージャパンは11月下旬、『広場―数の石庭―(Hiroba)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:J.ベンヴェヌート&A.ドロワ&B.ルー、イラスト:A.ボイヤー、2~4人用、10歳以上、25分、3300円(税込)。
数独の要領でプレイする禅庭の陣取りゲーム。オリジナルはファニーフォックス社(フランス)から今秋発売された。
自分の色の小石(数字1~9)を順番に配置していくが、同じ庭、同じ行、同じ列には同じ数字を置くことができない。全員が置き終わった時、庭ごとに数字の合計が多い人が勝利点(庭の広さ)を獲得し、合計を競う。
またところどころにいる錦鯉は、隣接するマスの数字が最も小さいプレイヤーが獲得でき、好きな庭の得点を2倍にできるため、広い庭に集中して2倍を狙うか、狭い庭で競合を避けるかの選択肢が一層悩ましくなっている。
完全情報公開ゲームの中にもプレイヤー間の駆け引きがある和テーマの作品だ。
内容物:地形タイル 12枚、プレイヤーボード 4枚、小石 36個、錦鯉トークン 15枚、庭石トークン 4個、 スコアシート 1冊、ルールブック 1部