ニューゲームズオーダーは10月9日、トリックテイキングゲーム『レンフィールド(Renfield)』日本語版をボックス入りで再版した。J.アーネスト作、アートワーク・六角堂DADA、4~6人用、10歳以上、60分、1980円(税込)。
切り札の決定やトリックの獲得時にコストを支払い、獲得したカードの虫の数が一番少ない人がそのコストを獲得するという、ギャンブル要素のあるトリックテイキングゲーム。1999年にチーパスゲームズ(アメリカ)から発売され、2013年にタチキタプリントの低予算・少部数生産プロジェクト第1弾として発売されている。
毎ラウンド、3スート1~17から6枚の手札をもってスタート。スートの強弱を決める権利を1周オークションで決めた後、マストフォローでトリックテイキングを行い、獲得したプレイヤーはお金を支払う。こうして6トリックの後、獲得したトリックの中に含まれている虫が1番少ない(0匹は除く)プレイヤーが支払われたお金を獲得する。
虫を獲得したプレイヤーはラウンド途中で降りることができ、それ以上虫を獲得しないようにできる。しかし1人以外が全員降りると、虫を取っていなくてもラウンド勝者になれるところも悩ましい。複数ラウンドの後、所持金の多いプレイヤーが勝者となる。
アートワークはチーパス社の独特なデザインから日本語独自のものに変更。これまで敬遠していた人も親しめるようになった。20年以上経って色褪せない変則トリックテイキングゲームを楽しんでみよう。